アンゴスチュラ・ビターズ [酒]
アンゴスチュラ・ビターズ 200ml。アルコール度数は44.7度。瓶の高さは約19cm。 |
少し前から欲しかったお酒を,ようやく購入できた。「アンゴスチュラ・ビターズ」という苦みの強い酒。よく使うWebショップでは扱っておらず,別の店でこれだけを買うには送料がもったいない。近所の店にないか,あちこち見て回ったのだが,どこにも見つからず。そうこうする内,扱っているWebショップで,他に買いたいものがいくつか出て来たので,まとめて購入した次第。
何を好きこのんで苦い酒なのかというと,これはカクテルなどにほんの少し入れて,味を締めるためなどに使われるものなのだ。これをジンにちょっと入れたら美味いかなと。ジンはそのままだとちょっと甘過ぎると感じる時があるし,トニックで割るとちょっと爽やか過ぎて軽過ぎる。そんな気分の時に良さそう。
そういう使い方をするためか,アンゴスチュラ・ビターズの瓶の口には,小さな穴の開いた蓋がついていて,ひと振りで数滴程度しか出ないようになっている。香りは,う~ん,なんだろう。どこかで嗅いだことのあるような。ちょっと思い出せないが,独特。イソジンじゃないしなぁ。どんだけ苦いのかと思って嘗めてみたが,思ったほど強くはなく,爽やかな感じだった。苦みのある酒というと,カンパリとかベルモットとかがあるが,個人的にはこちらの方が好みだ。
これをカクテル・グラスに数滴垂らし,グラスを回して内側にまんべんなく付けて,残りは捨てる。そこに,冷えたジンを注ぐのがピンク・ジン。って,ジンなんて普段冷やしてないし,と思ったら,普通のグラスで作って,ジンと氷を入れるのが,ジン・アンド・ビターズというものらしいので,こちらを試してみた。想像通り,わずかな苦みが味を引き締めて美味い。大人の味? 飲み方のバリエーションが増えるのは楽しい。
ラベルの説明によると,飲み物だけでなく,スープやサラダ,フルーツ,ジャムなど,様々なものに香り付けとして使えると書いてあるが,実際にどの程度使われているのだろうね。「アンゴスチュラ」というのはベネズエラの地名で,そこで1824年に,J.G.B.Siegert博士が最初に作ったのだとか。その当時は薬だったのかも知れない。
しかしこのラベル,瓶を筒状に巻くように貼ってあるのだけど,上の方の2~3cmは瓶の側面からはみ出してしまっているという,不思議な貼り方。こんなの初めて見た。数ヶ国語で説明が書いてあるのだが,瓶の側面に収まるサイズでは,書ききれなかったということなのだろうか。
初めまして。
僕もジンアンドビターズが好きで常備しています。
10年ほど前まではお酒の安売りスーパーにも並んでいたものですが
最近はとんと見かけなくなってしまいました。
それにしてもこのラベルは不思議です。
今は100mlのボトルがありますが
同じ割合でラベルがダブついています(笑)
by トリス (2011-07-04 23:11)