ナッツ・クラッカーは楽し [グルメ]
殻付きマカダミア・ナッツとナッツ・クラッカー(左) |
またちょっと間が空いてしまった。
時々ワインを購入している,「京橋ワイン」というお店のメール・マガジンで,何とも胸躍る楽しげなものを紹介していたので,買ってみた。殻付きマカダミア・ナッツとナッツ・クラッカーのセット。マカダミア・ナッツって,チョコの中に入っているのは,なんか邪魔な感じがして嫌いなのだけど,豆類(?)は基本的に好き。しかも,自分で殻を割って食べるなんて楽しそうじゃないか。昔,クルミの殻を,親父が不器用に金鎚で割って,家族みんなで食べたっけ。
小型の万力のような形のナッツ・クラッカーは,結構重さがある。誤って足の上にでも落としたら怪我しそう。この三角形の底辺のところに小さな穴が空いていて,その上にナッツを載せたときに転がらないようになっている。ちょっと大袈裟っぽい道具だけど,せいぜい軽く「パカン」とばかりに割れるのかと思いきや,途中でうんともすんとも,ハンドルが回らなくなる。なんなんだ,この堅さは。念のために,1枚ひらっと入っていた説明書きを見てみると,ナッツのヘソを上か下かにしてセットしないといけないようだ。そんなに違うものだろうか。でもまぁその通りにしてみると,今度もそれなりに力は必要だったけれど,「パキーン」という鋭い乾いた音とともに亀裂が入った。これは結構気持ちがいい。でも,亀裂が入っただけでは,そこから手で拡げて割るのは難しいので,ナッツ・クラッカーで完全に2つに割れるまで行くのがよさそう。そうすると,中のナッツまで割れてしまうことが多いのだけど。それにしても,一番厚いところで3mmくらいはありそうな,頑丈な殻。こんなんでも,時期が来ればちゃんと中から芽が出て来るのかと思うと,不思議である。
中身のナッツは綺麗に真っ白。おつまみで売ってるものと違って,塩味がついていないので,自然な甘みを感じる。なかなか美味しい。割ってあるやつを無造作に食べるより,少し苦労した分も,美味しく感じるのかも知れない。いっぺんにたくさんは食べられないので,健康上もよさそうだ。こういう楽しいおつまみはいいですな。ただ,女性ひとりで割るのはちょっと厳しそうなくらい力が必要なので,ご注意を。
日持ちもするようなので,ナッツだけ予備に少し買っておこうかと思ったら,もう売り切れだって。こういうの好きな人多いんだなー。ま,好評ならまた入荷するだろうし,ちょっとこまめにウォッチしておかないと。
ナッツを割っていたら,幼き頃,童話の挿絵に描かれていた「くるみ割り人形」に興味津々だったのを思い出した。結局,本物を見たことがないまま今日に至っているわけだけれど,ああいうのって,未だ作られているんだろうか。
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