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フリー・サイズのブック・カバー [買い物]

Beahouseのフリー・サイズのブック・カバーを,A5サイズの本に掛けてみたところ。Amazonの商品ページはこちら

電車通勤するようになったら,もっと本を読むようになるかと思っていた。しかし実際のところ,往きも帰りも座れてしまうせいで,ほとんどの時間は睡眠に費やされている。それでも,徒歩通勤に比べれば読書の時間は取れるので,溜まった本が少しずつは消化されている。

ただ,問題はハード・カバーだ。このところハード・カバーの本も何冊か積み上がって来ているのだが,あんな嵩張るもの,外で読むのは不便だし,どうしたものかと思っていた。しかし,ふと,それは単なる先入観だったような気がしてきた。考えてみれば,ハード・カバー1冊くらい,カバンに入っていたって邪魔でもないし,重くもない。ほとんど座っているのだから,読むにも困らない。あれ?

しかし,じゃぁ持って出掛けようと思うと,ちょっと困ったことが。最近は主にネットで本を買うので,書店で買う時のような紙のブック・カバーがついていない。なので,文庫本や新書は,別途Amazonなどでブック・カバーを購入したりして使っている。問題は,ハード・カバーだ。ざっと調べてみれば分かるように,ハード・カバー用のブック・カバーはあまり数が出ていない。しかも,ハード・カバーのサイズにはいろいろ規格があるようで,ちょうど良いサイズがないのだ。特に,探していたのがA5版という,ちょっと大きめのサイズだったのだが,これが入るブック・カバーが見つからない。包装紙でも買ってきて,書店のようなカバーを自分で作ればよい,という話もあるが,紙だと手汗で湿ってしまうのが難点だ。

困ったなぁ,と思いながら,Amazonで検索した結果を眺めていたら,面白いものを見つけた。フリー・サイズのブック・カバー。フリー・サイズってどういうこと? 不思議に思って,販売元の商品ページへ行ってみたところ,このブック・カバーは,薄手のコットン生地で作られており,書店の紙カバーのように折り畳んで使うものだということが分かった。折り重ねたところにはマジック・テープで留めるようになっている。なるほど,これなら違うサイズに対応できる。というか,今までなかったのが不思議だ。商品ページには,特許出願中と書かれているが,紙カバーを布にしただけと言えるので,認められるのはちょっと無理ではなかろうか。

で,早速注文してみた。販売元の商品ページには,柄物しか載っていないのだが,Amazonでは無地のものも販売されている。取り敢えず,無難なところでネイビーを選択。それが昨晩届いたので,手持ちのA5版の本に掛けてみた。厚手の本だと,折り返して表紙を差し込む部分が少し狭いが,簡単に抜けてしまうほどではない。折り重ねた縁の部分や,マジック・テープのあるところが段になってしまい,若干でこぼこしてしまうが,構造上仕方がないだろう。見た目は悪くない。何より,ハード・カバーにブック・カバーを掛けて持ち歩けることが有難い。

あまり大きなものはもちろん駄目だろうが,普通のサイズなら,洋書のハード・カバーにも使えるのが嬉しい。逆にこれで,読めない言い訳がつかなくなる気もするが...。いずれにしても,なかなかいいものを見つけた。別の色のを,もうひとつくらい買っておこうかな。

ふと,小学生の頃だかに,いつも持ち歩いていた文庫版の国語辞典に掛けるカバーを,自分で手縫いで作ったのを思い出した。


コーヒー・ポットは優れもの [買い物]

パール金属  暮らしにFit 18-8ステンレス製 ドリップポット 1.1L H-9475
パール金属のステンレス製ドリップ・ポット。1780円。

コーヒーとか紅茶とか,インスタントやティー・バックではなくて,美味しい豆や茶葉を買ってきて淹れるというのは,昔から自分の中でブームの流行り廃りを繰り返してきている。美味しく飲みたいのはやまやまなのだが,生来の面倒臭がりなので,ブームがピークを越えて,欲求が手間に負けるようになると,ぱったりやらなくなる。コーヒーは,インスタントにミルク入れて誤魔化せばいいか,となってしまう。特に,1年ほど前だったか,ネスカフェのバリスタを買ってからは,その誤魔化し具合が絶妙なのと,お湯すら沸かす必要のない手軽さから,バリスタ一辺倒になってしまっていた。

それが最近,久々にコーヒー・ブームがやって来たみたい。昔のように,豆の産地に拘るまでは行っていないのだが,取り敢えず,スターバックスで飲むようなコーヒーを家で飲もうという訳だ。しかし,以前使っていたコーヒー・メーカーは,長いこと手入れをしていなかったために酷い有様で,とてもコーヒーを淹れる気にはならないし,もはや洗ってなんとかなるものではなさそう。ペーパー・フィルター用のカリタだかメリタだかのドリッパーもあったはずなのだが,既に行方不明。そこで,近所のスーパーに買いに行ったところ,ペーパー・フィルターなしにドリップできる器具(ハリオのカフェオール・ドリッパーというやつ)を売っていて,面白そうなのでこれを購入。豆は,近くのTULLY'sで,濃い目の深煎りブレンドを調達。

早速淹れようと,電気ポットでお湯を沸かした。ドリッパーの場合,まずは挽いた豆全体を湿らせ,蒸らすのが基本だったはず。ところが,電気ポットでお湯を注ぐのは,湯量の調整がなかなか難しい。しかも,少しずつ注ごうとすると,口元からポットの側面を伝わって,熱湯がぼたぼた垂れてしまう。蒸らした後でも,一気に注ぐ訳にはいかないので,なかなかやりにくい。ポットが重くて手が疲れるし,テーブルには水たまりはできるし。これですっかり懲りてしまった。電気ポットでコーヒーを淹れるのは無理がある。

ではどうするか。TVなどでコーヒーを淹れるシーンを思い浮かべると,口元が細く長いポットを使っていることが多いみたい。コーヒー・ポットというのだろうか。早速スーパーに買いに行ったのだが,なんだか妙に高い。所詮ヤカンなので,あまり値段が高いのには抵抗がある。そこで,Amazon.co.jpで検索すると,ピンキリではあるが,2千円以下で悪くなさそうなものを見つけたので,発注。後日,商品が届き,実際にお湯を沸かして試してみたところ,これが想像以上に優れもの。口元が細いので,湯量のコントロールがしやすいし,電気ポットと違って軽いので,手が疲れない。持ち手の位置も,コーヒーを淹れるのに最適化されているのか,無理なくお湯を注いだり,止めたりできる。やはり,専用のものには専用の良さがあるということか。

しかし,このポットにも盲点が。何しろ,子供の頃から,お湯が湧いたらピーピーいうヤカンしか使ったことがなかったし,電気ポットは沸けば勝手にスイッチが切れる。沸騰したかどうかを自分で確認するという概念がすっかりなくなっていた。かくして,コーヒー・ポットを火にかけたまますっかり忘れてしまい,かなり経ってから,たまたまキッチンへ行った時にようやく気が付いた。幸いにも,まだ若干水が残っていたのだが,危うく空焚きになるところだった。今後は気を付けないと。お湯を沸かしてる時はそばを離れないか,電気ポットで沸かしてから,移し替えるのがいいのかもしれない。

そんな訳で,皆さんも,ポットを使う時はくれぐれも火の用心を。


今回もシェーバーごと交換 [買い物]

ブラウン シェーバー シリーズ3 350cc-4R [HTRC3]
新しく購入した,ブラウンのシェーバー,シリーズ3 350cc-4R。最後の「R」は,本体に入っているラインが「赤い」ってことらしい。

最近,髭を剃った後など,肌がガサガサに粉を吹いたようになってしまう。そんなに乾燥している? シェーバーの掃除をすると,ゴミがなんだか白っぽい。といっても,髭が白髪な訳ではない。ということは,もしかして皮膚も一緒に削られているのか?!

考えてみれば,このシェーバーを購入したのは,もう3年半も前。刃もまったく交換していないのだけど,そのせいだろうか。メーカーによれば,内刃・網刃とも,交換の目安は1年半ということらしい。う~む。これは,顔が削れてなくなる前に交換しなければ。

とはいえ,前回もそうだったように,刃をすべて交換するとなると,意外と費用がかかる。という訳で,今回も結局本体ごと買い直すことにした。消耗品が高すぎるんだよね。インクジェット・プリンタと交換インクの関係もそうだけど。

購入したのは,やはり同じブラウンの350cc-4Rというやつ。価格が7千円程度ということと,アルコール洗浄システムとやらがついているのがポイント。こういうのは,もっと高いものだと思っていた。水洗いも出来るけど,いまひとつ綺麗にならないような気がするので,ちょっと試してみたい。Amazon.co.jpで注文しようとしたところ,今ならキャンペーンで,別売りの洗浄液が1つ無料でもらえるらしい。普通に買うと1400円するので,ちょっとラッキー。

使ってみた感じは,前のとだいぶ違ってソフト。ゴリゴリ剃っている感触は余りなくて,肌にも優しい感じ。こんなんでちゃんと剃れるのかと思うほどだが,大丈夫みたい。3年半前より,さらに技術が進んだと言うことだろうか。剃り跡も粉を吹かないし,ゴミも白くならない。やっぱり,シェーバーのせいだったのね。顔がぼろぼろになる前に交換してよかった...。

次はアルコール洗浄を試してみる予定。


iPod nano車載用のケーブルを購入 [買い物]

Logitec iPhone4/4S/3GS/3G/iPod対応 シガーチャージャー付オーディオケーブル LHC-ACI01
Dockコネクタ経由で,iPod/iPad等にシガー・ソケットから給電,およびオーディを出力を取り出すケーブル,LogitecのLHA-ACi01。3.5mmステレオ・ミニ・「プラグ」というところに,迂闊にも気付かなかった。

交換でもらった新しいiPod nanoを車載するにあたって,やはりエンジンに連動する充電アダプタが欲しい。以前書いたように,Dockコネクタのある端子間をショートすれば,所望の動作をするのは分かっているので,試しに100円ショップでDockコネクタ-USBケーブルを買ってきてみた。しかし,Dockコネクタ部を分解してみると,充電とデータ転送に必要なピンのところにしか端子が実装されていない。さすが100円の品,コストダウンが徹底している。これではさすがに工作できないので,やはり秋月か千石あたりでDockコネクタを仕入れてくるしかないのか。でも,なかなか行くついでがないんだよね。

面倒なので,Amazon.co.jpで既製品を探してみたのだが,該当する物があまりない。FMトランスミッタで音を飛ばすやつならいくつか見つかるのだが,カー・オーディオに外部入力があるのに,わざわざFMなんて不安定な方式で音を飛ばす必然性がないのでNG。アナログ音声をそのまま3.5mmステレオ・プラグに取り出している製品でみつかったのはわずかに1つ。約3千円とバカ高い気はするのだが,選択肢がないので仕方なく購入。

このケーブル,後でメーカーのページを調べたら,iPad2にも対応していることが判明。今は車載時に,iPad2のDockコネクタにUSBアダプタを,ヘッドフォン出力に3.5mmステレオ・ケーブルを繋いでいるのだが,本体の両側に出っ張ってしまうので,割と邪魔。それが,このケーブル一本になるなら有難い。

早速,週末のダム・カード・ツアーの際に車へ持って行ってみた。シガー・ソケットに差し込み,DockコネクタをiPad2に挿して,いざ3.5mmステレオ・ミニ・プラグをカー・オーディオに接続...しようとしたら,カー・オーディオから外部入力を引き出しているケーブルの,こちら側の端子がやはり3.5mmステレオ・ミニ・「プラグ」。つまり,オス-オス同士で繋がらないことが判明。ありゃりゃ。オス-オスの中継ジャックは手持ちにないので,後ほどAmazon.co.jpで注文した。充電だけならこれでも済むが,ヘッドフォン端子から音が出なくなるようなので使えない。動作確認は,中継ジャックが届くまでお預けである。

ところで,新しいiPod nanoをどう車に取り付ければよいか。後ろのクリップは,意外に開かないので,厚めの物だと挟み込めない。iPadの車載用ホルダを挟もうと思ったら無理だった。仕方なく,フロントガラス上部の車載カメラから垂れている電源ケーブルを挟んでみたけど,ゆらゆらして具合が悪いし,ケーブルも痛めそうでよろしくない。何か手を考えなければ。画面が消えてしまうのもまだ解決できていないしなぁ。困ったものだ。


帰って来たiPod nano [買い物]

第1世代nanoと交換に送られてきた,第6世代nano(左)。右は付属の挨拶文。第1世代の在庫状況によっては,より新しい機種になっている場合がある,とか書かれている。第1世代の在庫なんて,今更ないだろうに。

iPod nano 第1世代の交換プログラムに出していたのが戻ってきた。以前の記事で,6週間もかかるのは非常識だとか,現行機種に変わったら嫌だとか,散々言っていたのだが,その後,第1世代nanoのバッテリーが予想以上に劣化していることが判明。さらに,最近車にゴチャゴチャいろいろ搭載した余波で,nanoを取り付けるアームが使えなくなってしまった。通常のDockコネクタを挿すと,オーディオ・ケーブルが干渉して刺さらないので,充電しながら再生することが出来ない。これは流石に潮時ということで,諦めて交換に出していたのである。

第1世代の引き取りに来たのが2/4で,土曜ということもあって,Appleが受領したのが2/6。戻ってきたのが今日だから,当初言われていた6週間の半分,3週間しかかからなかったことになる。今頃交換に出す人も少なくなっているだろうから,その分速かったのかも知れない。因みに,引き取りに来たのはクロネコヤマトで,本体だけををポンと渡すようになっている。

Apple iPod nano 8GB シルバー MC525J/A
戻って来たのと同タイプのiPod nano 第6世代。車載で使うにはちょっと不便そうな感じなのだが,果たして。

かくして,戻ってきたのは,やはり現行機種で,8GBのもの。送った第1世代は4GBだったはずなので,容量は増えている。まぁ,現行機種は8GBが一番小さいのだから仕方がない。ってことは,元が1GBや2GBだった人も,8GBになるのか。それなら,4GBの人は16GBにしてくれればいいのにね。なんて,そう欲張っちゃいけませんな。色はシルバーだったけど,元が白だったからとかいう考慮はされているのだろうか。

最新型にしてくれたのはいいけど,第5世代から比べると機能は落ちてる(ビデオがないとか)ので,メインはそのまま第5世代で,新しいnanoは先代同様に車載で使う予定。しかし,小さくてちょっと操作しにくそうな予感。ところで,車で使うには,再生中に画面表示が消えたり,暗くなってしまっては困るんだけど,それはどこで設定するんだろうか。何しろ返送されてきたのは本体だけで,機種が変わっているのに説明書も付いていないという始末。まぁ,Appleのサポートからダウンロードすればいいんだけどね。で,ざっと見てみたのだが,そういう設定はなさそうな。う~む,困ったな。


約11倍のズーム・レンズを購入 [買い物]

Canon EFレンズ EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS デジタル専用 ズームレンズ 望遠
CANONの純正ズーム・レンズ,「EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS」。

とうとう買ってしまった,CANONの18-200mmのズーム・レンズ。ヨドバシカメラの店舗で68800円だったけど,価格.comの最安値が59800円だから,ポイント還元を考えればまぁ許容範囲か。というか,たっぷり貯まっていたポイントを使いたいというのもあったので,他で買う訳にもいかなかったのだけど。カメラ本体の倍くらいということになるのだが,100万円を超えるレンズもあるのだから,そういうものなんだろうね。

ダムを撮るという目的だけなら,超広角レンズも欲しいのだけど,トータルで考えると,18-55mmではやっぱり望遠が足りないので,こちらを優先せざるを得ない。今の私の使い方だと,頻繁にレンズ交換するのは難しいので,1本で広範囲をカバーできるのは魅力である。純正じゃなければ2万円くらい安いのもあるのだが,メインで使うことになるので,安心を取った形。純正のDigital Photo Profssional(DPP)というソフトで,補正が出来るのもポイント。今の段階では,まだ,それを使う必要性までには至っていないのだけど,これも保険ということで。

重さが595gということは分かっていたのだけど,実際にカメラに取り付けて持ってみると,ずっしり重い。ズーム・リングは想像していたよりちょっと硬い感じだけど,使っていくうちに滑らかになっていくのだろうか。望遠端にした時の長さは約17cmで,なかなか壮観である。縮めた時でも10.2cmなので,今までより3cmも長くなり,せっかく買ったセミ・ハード・ケースにはもう収まらない。まぁ,仕方がないね。しかし,やはり約11倍ズームは凄い。今までの4倍近い大きさで撮れるのだから,これまで諦めていたようなものも撮れそうだ。

週末はまた山の方(?)へ出掛ける予定なので,初撮りを試してみる予定。くっきり晴れてくれるといいなぁ。


オレンジ色の丸いヤツ [買い物]

さて,これは何でしょう?

正解は,我が家の照明のスイッチである。いや,正確に言えば,オレンジ色の物体は,近所の100円ショップで購入したもので,本来はスマートフォンなどの後ろに吸着させて,立てて置くのに使うらしい。材質はシリコンのようなもので,向こう側が吸盤になっている。これを100円ショップで見かけた時に,ふと閃いた。こいつを照明のスイッチの部分に,ぺたりとくっつけて使ったらどうだろう。

実はこのスイッチ,少し前から調子がおかしくなってしまっている。押しても電気が点かなく/消えなくなってしまったのだ。押す度に点灯/消灯を繰り返すタイプだったのだが,押してもスイッチが切り替わる音がしない。下のもう1つのスイッチに比べて,少し凹んでいるように見えるので,縁を爪で引っ掻くようにして,少し引っ張ってから押してみると,今度はスイッチが切り替わった。どうも,内部で押し返すバネか何かが壊れたらしい。

スイッチのカバーは,嵌め込んで爪で引っ掛かけてあるだけなので,精密ドライバーで慎重に外してみると,さらに中に押しボタンの本体があった。これもボタンの押す部分を精密ドライバーでこじって外すことが出来たのだが,案の定,内側に仕込んである薄い金属の板バネが折れてしまっている。しかし,原因は分かっても修理のしようがない。折れてしまったものをくっつけることは出来ないし,かといって交換する部品が手に入らない。こんな事で修理に来てもらって,出張費を取られるのも癪だし,どうしたものだろうか。メーカーに言って,中の板バネだけ送ってくれ,って頼んでもダメだろうなぁ。そもそも,同じものがまだあるかも分からないし。

仕方がないので,取り敢えず,摘んで引っ張りやすくするタブを,セロ・テープで作って貼ってみた。一旦引っ張ってから押すのである。これはこれで機能するのだが,ちょっと摘みにくいのが難点。摘むという行為自体,最低でも2本の指を必要とするので,それが煩わしい場合があるのだ。

そこで,このオレンジの物体である。ボールになっている部分が指に引っかかるので,指一本で引っ張ることが出来るはず。実際に使ってみるとなかなか便利。しかしさらに想定外のことが。このスイッチ,左側が蝶番のようになっていて,右側が凹むようになっているため,ボールの部分を右へ押しても,スイッチを押したのと同じことになる。そして,シリコンなので,ぐいっと押してから離すと,反動で左側へ戻る力が発生し,それが結果的にスイッチを持ち上げるのである。つまり,いちいち押す前に引っ張らなくても,勝手に戻ってくれるという訳だ。必ずそうなるという訳ではないが,思った以上に使い勝手がよいみたい。

問題は,4cmほども出っ張ってしまうので,横を通り過ぎる時に引っ掛かってしまう時があることだろうか。それから,吸盤が外れて時々落ちてしまうことだ。押して開くタイプのドアのすぐ向こう側にあるので,落ちて変なところに転がると,開ける時にドアの下が引っ掛かって,開けにくくなる時がある。まぁ,いずれにしろ,ずっとこのままって訳にもいかないので,もう少しうまい手を考え出さないといけませんな。


アナログ式ルンバもどき [買い物]

学研の「大人の科学」vol.33の付録,「卓上ロボット掃除機」の完成品。

本屋で見かけて,つい買ってしまった。大人の科学 vol.33, 「卓上ロボット掃除機」。

ロボット掃除機といえば,iRobotのルンバが代表的だが,あっちは数万円もする代物。果たして,2940円で似たようなものが出来るというのだろうか。勿論,そんな高度なものを期待していた訳ではないが,実際に中身を見ると,驚くほどアナログ。せめて,Arduinoみたいなもので制御しているのかと思いきや,完全にスイッチとギヤだけで構成されている。こんなので,ちゃんと動くのだろうか。

組み立ては,パーツを嵌め込んでネジで留めるだけという,ごく簡単なもの。ネジが小さいので,サイズの合ったドライバで,気を付けて締めないと,ネジ山をなめてしまいそうな点に注意が必要なくらいだろうか。ものの20~30分もすれば完成する。

動力は,単3乾電池2本。モーターを回すので,電圧が低いとどうかと思ったけど,eneloopでも問題なかった。多少動きが遅いのかも知れないけど。スイッチを入れると,モーターが回って,底面の2つのタイヤが回り始める。子供の頃に作った戦車のプラモデルのような,ジャリジャリした音だ。こいつを床に置いてみると,ゆっくりと移動を始める。そして,障害物に突き当たると,前進を停止してその場で回転を始め,障害物のない方向へ再び前進を始める。なるほど,動きはぎこちないが,確かにそれっぽい。これはなかなか面白い。

この動作は,前部に取り付けられたスイッチだけが元になっている。本誌の説明では「センサー」と書かれているが,単に,押し込んむと,バネで戻ってくるだけの機械的なもの。電流の接点がある訳でもなく,押し込まれた時にギヤの噛み合わせを変えるだけだ。

さらにこのスイッチは,床面で上に持ち上げられる形になっているので,テーブルの端などに来て,持ち上げる床がなくなると,やはり前進を停止して回転するようになっている。これによって,段差のあるところでも,落下せずに動作し続けられるようになっているのである。障害物回避と落下回避を,ひとつの機構で実現しているところは,まさにアイデアの勝利というところか。よくこんなものを考えたものである。私のようなソフトウェア屋は,ついついプログラム制御で実現することを真っ先に考えてしまうので,感心してしまった。

それにしても,分かってしまえば単純な仕組みなのだけど,いつまで見ていても飽きないくらい,楽しい動きである。モーターの音がちょっと五月蠅いのが玉に瑕だけど。まぁ掃除機だから仕方ないか。一応ちゃんと小さなゴミも吸い込んでるみたいだし。

ルンバも,このくらいの機能でいいから,もっと安いのを出してくれないかな。最近は3万円くらいで買える機種もあるみたいだけど。ただ,うちでルンバを導入できないのは,価格じゃなくてわんこのせいなんだけどね。ミニチュア・ダックスは,種族的(?)に「しも」の方が弱いみたいで,たまに部屋の真ん中に水溜まりを作ってくれちゃったり,××をしてくれちゃったりするのである。調べてないけど,ルンバってそういうの回避できないよねぇ...。


意外に機能的な卓上カレンダー [買い物]

関越道の寄居PA(上り),「星の王子さまPA」で購入した卓上カレンダー。

関越道の寄居PA(上り),「星の王子さまPA」で購入した卓上カレンダーが,なかなかいい感じ。

勿論,「星の王子さま」のイラストやパステルの色調も可愛らしいのだが,意外と機能的なのだ。卓上カレンダーは,余白に前後の月も小さく印刷されていることが多いのだが,これには,現在の月とは独立してめくれる,小さなカレンダーが横に付いている。つまり,次の月だけでなく,もっと離れた月も並べて見ることが出来るという訳だ。一瞬,過去の月も見られて便利...と思ったけど,小さいカレンダーは2月から始まっているので,1月と2月は対応できない。まぁ,あまり過去のの月を参照したいケースはないのかな。大きい方のカレンダーには,住所録のような見出しのタブが付いているので,先の予定を確認する時も,一発で行ける。そして,小さいカレンダーの下には,「会議中」,「外出中」,「休暇中」という,プレゼンスを表示するページも付いているので,オフィスで使うのも便利そうだ。1枚ブランクのページもあるので,自分の好きなものを記入することも出来る。単なるキャラクター・グッズとは侮りがたい,工夫されたデザインである。

因みに,月の名前とか,曜日など,表記はほとんどフランス語なのでご注意を。さすがにプレゼンスだけは日本語も併記してあるけどね。元々フランス語好きの自分には,そこがまたいいのだけれども。日本の祝日には対応しているけど,日付の数字が赤くなっているだけなので,そこはちょっと分かりにくい。何の日なのか,フランス語で小さく書いておいてくれたら面白かったのに。

カレンダーは,毎年1月終盤以降のセール待ちなのだけど,いいものが残っているかどうかは運次第。特に,卓上カレンダーはあまり種類も豊富ではないしね。去年は,たまたまスヌーピーの卓上カレンダーが半額になっているのを見つけたので良かったのだが,今年はどうしようか考え始めていた時だった。定価の1500円じゃちょっと高いけど,半額なら充分お得。もう残り少ないみたいだったけど,私が買った時にはまだいくつか並べてあったので,興味のある方は,星の王子さまPAに立ち寄ってみては如何だろうか。


スタッドレス・タイヤ [買い物]

スタッドレスタイヤ1本 ブリヂストン ブリザック DM-V1 215/70R16
スタッドレス・タイヤで,一番人気らしい,ブリヂストンの「ブリザック」。これ履いてたら,本当に雪道も安心なんだろうか。

昨日からまた雪。帰宅する時は霰みたいで,傘に当たってぱらぱら音がしていたのだが,暫くして家の窓から見てみると,辺りは真っ白。先日のより水分が少ないので,積もりやすいみたい。前の道を通る車のタイヤが,雪をわしゃわしゃ踏んで進んで行く音が聞こえる。今度こそやばいかと思ったのだけど,夜中の早い内に止んだみたいで,道路にもさほど積もらず,朝の日差しで既に解けかかっている様子。会社までは今日も車だったが,日陰になっている路地に少し雪が残っている程度で,通行には支障がなかった。強いて言えば,会社の門を通った後の方が,ちゃんと雪かきされておらず,一部凍結しているところもあったりして,危険だったかも。

今日もそうだけど,雪が降って心配なのは,車である。普段雪があまり降らない地域で,積もるくらい降ってしまうと,スリップ事故などのトラブルが多発する。私の場合,雪の日に無理して車を出す必要はない...というのが従来のスタンスだったのだけど,最近はちと事情が変わってきた。休日に遊びに出掛ける時に,目的地の天気や道路状況が問題になってくるからだ。わざわざ寒いところへ遊びに行かなくてもよいのかも知れないが,そうすると意外に行けるところが少ない。関東地方なら大丈夫かと思っていたのに,埼玉辺りでも,場所によっては雪が降ったり,路面が凍結したりするということが最近分かったし,神奈川県だって丹沢の方はかなり気温が低くなる。

先日の雁坂トンネル付近でそうだったように,毎度毎度雪道や凍結にドキドキするくらいなら,やっぱりスタッドレスに履き替えた方がいいのだろうか。そう思って,Autobacksに行ってみたら,うちの車のタイヤのサイズだと,ホイール・セット4本で,工賃込みで10万円前後らしい。う~む,結構かかるなぁ。しかし,悩んでいたら,店の人に在庫がありませんと言われた。Autobacks全店に問い合わせても,多分ないだろうと。うちの車のようなRV車(最近はSUVというのか?)のタイヤは,一般の車のタイヤに比べて需要が少ないので,生産量も少ないらしい。というか,もう今シーズンは追加生産はない可能性が高いとのこと。そういうものなの? 今までスタッドレスなんて履いたことないから知らなかったけど,毎年10月くらいから冬タイヤへの履き替えが始まるらしい。で,その頃だと,キャンペーンなどで1~2割くらい安くなるそうだ。一部前年生産のタイヤが混ざってしまう可能性もあるらしいけど。

家に戻って,今度は通販で探してみると,同じサイズのものが約8万円で売られている。レビューを見ると,(さくらでない限り)2011年製造のタイヤらしい。しかし,通販のタイヤって大丈夫なんだろうか。タイヤ交換くらいは自力でできるけど,クルマの事は素人なので,手抜きとかの問題があっても分からないし,トラブルがあると命に関わるからな~。

それ以外にもいろいろ悩ましいことはある。例えば履いていない方のタイヤの保管場所。地下の倉庫なら置けそうだけど,先にいらないものを処分しないと入らない。クルマに付属してきたジャッキは,簡易的なものなので,不安定でちょっと怖いし,手間がかかる。定期的に4本も交換するなら,もう少しちゃんとしたジャッキが欲しいところ。さらには,これがある意味究極だが,今スタッドレスを買って,あと何年今の車に乗るのかということ。既に買ってから十うん年経つ今の車は,持ってあと3年だろうと思っている。スタッドレスの寿命も3年くらいと言われているので,3年乗れれば無駄にはならないが,今でも結構ガタが来てるからなぁ。

そんな訳で,イマイチ決めかねている今日この頃。そんなことしてる内に,春になってしまいそうだけど。


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