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QIケーブルを自作する [電子工作]

上の黒いのがQIコネクタのハウジング,下のが20連のコンタクト・ピン。コンタクトは,1本ずつ,くきくき折り取って使う。

マザーボード上にある,電源スイッチなどを接続するためのピン・ヘッダに差し込むコネクタのことを,「QIコネクタ」というらしい。店によっては,「2550コネクタ」とか「信号伝達コネクタ」という名前で売られていることもあるそうだ。名前がいろいろあってややこしいな~。

アンテナ・ケーブルとか,イーサ・ケーブルとか,コネクタ付きのケーブルを自作するのが結構好きなのだが,部品を集めるに当たって「名前」は重要だ。店頭で見て選べるならまだしも,通販では名前も分からずに探すのはかなりの骨である。今回は割と簡単に調べが付いたのでよかったが,どこかにこういうコネクタ名一覧みたいな情報はないのだろうか。

QIコネクタ付きのケーブル(QIケーブル)を作るのに必要なものは,「ハウジング」(コネクタの外側のプラスティック部分)と,そこに差し込む「コンタクト(・ピン)」(ピン部分),そして,コンタクト・ピンに繋ぐワイヤ(電線)である。共立エレショップだと,ハウジングはピンの数によって1個10~50円くらい,コンタクトは10本で100円くらいで売られている。コンタクトには,適合するワイヤの太さが指定されているので,適切なものを選ぶ。今回は,AWG24のより線ケーブル2mの7色セットを購入した。

ケーブルを自作する上でもう一つ欠かせないものが専用工具である。ワイヤはQIコンタクトに圧着する必要があるので,圧着ペンチが必要だ。今回は,PA-21を購入。4200円。工具は高いねぇ。元を取るには相当圧着しないといけない。でも買ってしまう :-) で,ついでにホーザンのワイヤ・ストリッパP-967(2930円)も購入。こいつも安物を買うと後悔するのだ。トータルすると,結構な初期投資である。

昨日の記事で,マザーボードの電源スイッチ用のピンに接続するときに使ったのが,自作したQIケーブルである。部品代は約60円相当。エレショップで売られている,コンタクト圧着済みのワイヤ31円よりは安いけど,コネクタ付きの完成品QIケーブル60円と比べると,両側にコネクタが付いていることを考えれば完敗。これじゃ,永遠に元は取れませんな^^; まぁ,趣味の領域なので。圧着って,うまくいくと妙な快感があるんだよね。


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