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黒たまご紀行 [日記]

箱根の杉並木

今日はあまり天気がよくなかったのだが,ゴールデンウィーク(GW)の残りも快晴は望めない予報だったので,かねてから予定していた通り,箱根に行ってきた。

目的は大涌谷の黒たまご。いつもは車で行くのだが,GWで混んでいるだろうし,そもそも車で行くと酒も飲めないので,今回は公共機関を乗り継いで行った。小田急はもちろんロマンス・カー。結構席が埋まっていたので,予約しておいて正解。15分前までに購入しなければ,自動キャンセルとなるので,予定変更を気にせず予約できる。ロマンスカー@クラブは超便利。

GWに箱根に来るのはたぶん初めてなので,普段と比べて混んでるのかそうでないのかはよく分からない。話では,最近は中国や韓国からの観光客が激減して,かなりすいているということだったが,GWを近場で過ごそうという日本人観光客が多いようで,そこそこ混んでいる。ただ,来た乗り物に乗れずに次を待つというようなことはなかった。

このところ強風の日が多かったが,今日はそうでもなく,ロープ・ウェイも揺れることなく大涌谷へ。大涌谷駅に着く直前の,地上130mから谷を見下ろすところが,このロープ・ウェイのクライマックスですな。もう10数年以上も前に,強風の日に来て,あの谷の上でゴンドラが一時停止してしまったことを今でも思い出す。こんなところ,ヘリコプターで救出に来られたり,縄ばしごで谷へ降りろとかいわれても困るなー,と思った記憶が。

大涌谷は,陽が射してないせいか結構寒くて,吐く息も白くなるほど。上着を着ていかなかったのは失敗。いつもより硫化水素の匂いが強く感じる。歳と運動不足のせいか,玉子茶屋までが遠い。ようやく着いて,目的の黒たまごを購入。これがまた持っていられないほど熱いのだが,どうにかこうにか剥いて,その場で食べる。これが大涌谷の醍醐味である。たかがゆで卵と思う勿れ。その場で食べる,熱々の黒たまごがまた格別なのである。

大涌谷の後は,またまたロープ・ウェイで芦ノ湖・桃源台へ。桃源台で海賊船に乗り,箱根町港へ向かう。最初は,一番上の甲板に出ていたのだが,船が動き出したらすごい風で,これがまた寒いこと寒いこと。さっさと船室に引っ込んでしまった。まぁ,芦ノ湖の景色といっても,見渡す限り山と木々の緑ばかりで,5分も見ていたらもう充分という感じなんだけどね。夏の暑い日なら,あの風も涼しくていいのだろうけど。

箱根町港に降りた後は,お約束の箱根関所へ。小学生の頃,遠足で来たはずなのだが,だいぶ新しく作り直された感じ。と思ったら,2007年3月に,完全復元されたらしい。1999年に発掘調査を開始してから,9年にわたる箱根の大事業だったようだ。見る人が見たら,感動もんなんだろうねぇ。

そのまま関所を通り抜けて,杉並木へ。やはり,いかにもという観光施設より,こういう自然の中にいる方が癒やされる。もう少し天気がよければ,より気持ちがいいのだろうけど。まぁ,天気が持っただけよしとしないといけないのかも。

箱根町港からは,バスで箱根湯本まで行かないといけない。GWなので道路も混んでいるだろうから,早めにバスに乗り込む。案内所で聞いた話によると,2つあるルートの内,強羅や小涌谷を経由する路線は,渋滞もあって1時間半以上はかかるとのこと。一方,箱根新道経由の急行バスなら,比較的すいていて,30分ちょっとで着くということだったので,こちらを選択。しかし,出発して15~6分も経つと,こちらも渋滞のお尻に追いついてしまい,結局湯本まで40分ほどかかった。ロマンス・カーの時間にはだいぶ余裕があったので,土産物を物色して帰宅。

大して距離を歩いた感じはなかったのだが,結構くたびれた。ふくらはぎもぱんぱんに張っている。明日は完全休養日になりそうだ。


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