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筆順は大事 [言葉]

iPadのApp Storeで,度々各種アプリのセールをやっている。それほど欲しいわけではないアプリでも,1つ115円とかだと,買わなきゃ損に思えてしまう貧乏性で,ついつい買ってしまう。数日前にも,「モノポリー」が115円だったので買ってしまった。これって,ボードゲームでもやったことなくて,どんなゲームなのかも知らなかったのだが,「不動産王を目指すゲーム」なのか。人生ゲームみたいな,スゴロク的なものかと思っていた。iPadのタッチパネルで指をぐりぐり回してサイコロを振る操作が,何気に気持ちいいのだが,出目のランダム性が今ひとつで,ぞろ目が出過ぎ。ゲーム自体の方は,ちゃんとやり方をマスターして遊ぶと面白いのかも知れないが,適当に始めたらすぐ飽きて眠くなってしまった。これもまたお蔵入りかな?

同じタイミングで,「アスファルト6」も115円だったのだが,iPadでレース・ゲームなんてやるかなー,と思って躊躇していたら,次の日には800円に戻っていた。買ってたってやっぱりやってなかった気はするけど,微妙にガッカリ感。

もうひとつ,やっぱりセールで115円になっていて,一時的にランキング上位にもはいっていたのが「常用漢字筆順辞典」。昔,小学生の頃,学校で結構五月蠅く筆順を指導されたりしたものだけど,最近はそうでもないのかな? 元々そう厳密なものでもないみたいなのだけど。そういえば,ロシア語のアルファベットも,形さえそう見えればどう書いてもいいらしい。外国人にとっては,決まっててくれた方が却って嬉しいんだけどね。

筆順といえば,かつて「右」という字で感動したことがある。横棒と左払いの順番が「左」と違うことをちゃんと理解していなかった頃,自分の書く「右」の字が,教科書に印刷されている「右」と,心持ち違うのが気になっていた。ゆっくり似せて書けばそれっぽく見えるのだが,普通のスピードで書くと,どうしても「左」と同じようになってしまう。その時初めて筆順が違うことに気付いたのである。払いを先に書くという,正しい筆順で書いたら,簡単に期待通りの「右」が書けたのだ。まさに「目から鱗」で,筆順の大切さを認識したのだった。

ところが,いざ今筆順を調べてみようと思うと,意外に資料がない。そこでこの「常用漢字筆順辞典」。元値がいくらか知らないが,115円なら買って損はなかろうということで,即購入。但し,筆順が載っているのは常用漢字の2411文字だけ。例えば「魑魅魍魎」の「魅」以外の文字は,読みしか載っていない。これがちょっと残念。

クイズ形式で,自分の思う筆順を確認するモードがあるのだが,常用漢字ということもあって,今まで試した限りではほとんど正解。間違えたのは,何度調べても忘れてしまう「凸」と「凹」。ちょっとびっくりしたのは,筆順収録漢字中,最大画数の「鬱」。間違えたのは冠の部分。「缶」が2つの「木」に挟まれているのだが,今まで左から「木」→「缶」→「木」と書いていた。ところが,正解は真ん中の「缶」を先に書くらしい。「党」という字の頭の部分と同じなのね。

こんな具合で,「筆順辞典」の方が,「モノポリー」よりよっぽど暇潰しになっていたりする。


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