地上アナログ放送終了

地上アナログ放送が終了。震災の影響を考慮して，延期されるのではないかと思っていたのだが，岩手・宮城・福島の3県でのみ延期することにしたようだ。いずれにしろ，これでようやく，地デジ化，地デジ化ってやかましく騒いでいた宣伝がなくなるのなら有難い。しかし，地デジ化の宣伝に一体どれだけの税金を投入したのだろうか。

私の家では，メインのTVは数年前に液晶TVに変えた時に地デジになっているし，録画機器も地デジ対応になっている。PCでの録画も同様。ただ，まだ他に2台のアナログTVが残っている。液晶TVに買い換えるべきか，チューナーだけ買って当面乗り切るか考えていたのだが，1週間ほど前から画面が切り替わった。アナログ終了の鬱陶しいロゴの代わりに，右上隅に「デジアナ変換」と出るようになったのだ。集合住宅でケーブルTVの回線を引いているのだが，そこでアナログへ変換して再送信してくれているらしい。テロップが流れているのを見ると，2015年3月まで変換してくれるそうだ。有難い。これで今焦ってTVを買い換える必要はなくなったということだ。2015年なら，3D TVももう少しこなれてくるだろうし(なくなってるかも知れないけど)，そうしたらメインのTVを買い換えて，お古でアナログTVを置き換えることも出来る。

因みに，デジアナ変換されているのは，民放キー局と，テレビ神奈川のみ。これまで映っていたTOKYO MXと放送大学は，例の「アナログ終了」の青い画面になっていた。地デジの方では映るのに(地デジもケーブルの再送信で受信している)，一部を対象外にしているのは謎。まぁ，特に困らないけれども。

ところで，液晶TVに切り換えるのはいいのだが，困るのはものの置き場所なんだよね。今，ブラウン管TVの上に載っかっている機器をどこに置けばいいのだろう。TVの下に置くようにするとTVの高さが高くなってしまうし。そもそも，PS3なんて，上にものが載せられる形状ではない。3年半後までに，良い手を考えなければ。