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スピリタス [酒]

スピリタス 96度 500ml 1本
アルコール度数96度のポーランドのウォッカ,「スピリタス」。

近所のスーパーで,Spirytus(スピリタス)という酒を買って来た。

これは,ポーランドのウォッカで,アルコール度数が96度という代物。飲料用の蒸溜という製法では,これが限界に近い高さらしい。当然火をつければ燃えるので,裏には火気厳禁の注意書きがしてある。

今まで飲んだ中で,最も度数の高いのは,151プルーフと書かれたラムで,75.5度。少しだけそのまま飲んでみたことがあるのだが,鼻へのアルコールの刺激が強いのと,液体に触れた唇や舌が痛いような感じがしたので,それ以降は割って飲むようにしている。75.5度でそれだったのだから,96度ともなると,ちょっと怖い感じすらする。

では,何故こんな酒を買ってきたかというと,怖いもの見たさ...という訳ではなくて,以前Webで見つけたとある記事の内容を実験するため。それによれば,最近流行しているノンアルコール・ビールに,アルコールを添加すると美味くなるのだそうだ。ノンアルコール・ビールは,最近各社しのぎを削って商品開発に取り組んでいるようだが,あくまでもノンアルコールなので,甘みが強かったり,味にコクがなかったりで,なかなか満足できるものがないのが実情。それにアルコールを添加して,美味しく頂いてしまおう,という逆転の発想が面白い。とはいえ,純粋な飲用アルコールなんて売ってないので,96度のスピリタスで代用しようというのである。ウォッカなので,色も余分な味付けもされておらず,充分添加アルコールとして機能するようだ。

で,早速試してみた。う~ん,確かに足りなかったコクが補われるようではあるのだが...正直それほど美味いものではないかも。量が少ないと味の変化がよくわからないし,多めに入れると,ノンアルコール・ビールの甘みと相まって,ちょっとカクテルっぽいテイストになってしまう。地ビールともまた違う味わい。まぁ,好みの問題なのかも知れないが。

最近の商品の改良で,ノンアルコール・ビールの味自体が変化してるせいもあるのだろうか。例の,アサヒの麦汁を使わないやつとかね。まだ,冷蔵庫に2本,ノンアルコール・ビールが残っているのだが,アルコール添加して飲むかどうかは微妙なところ。

さて,たっぷり残ってしまったスピリタスをどうしようか。因みにポーランドでは,これを消毒用アルコールの代わりに使ったり,果物を浸け込んだりするのに使って,普通はほとんど飲用にはしないようだ。まぁ別にそのまま飲まなきゃいけないわけでもないので,カクテルなんかに使ったり,割って飲んだりすれば良いのだけど。

せっかくなので,試しにほんの少しだけ舐めてみたのだが,液に触れたところがフワッと温かくなって,すっと蒸発してしまうような不思議な感覚。味も悪くない。意外と飲めるかも :-)


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