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ついに「十二国記」に新作が! [本]

魔性の子 (新潮文庫)
実は,執筆順で言えば,この「魔性の子」(新潮文庫)が「十二国記」の始まりに当たるそうだ。7月に新装版が刊行予定。

ホントに偶然,久し振りに「十二国記」をググってみたら,驚くべき情報が。なんと,遂に「十二国記」の新作長編が刊行されるらしいのだ。4月1日に,新潮社に「十二国記」の公式HPが出来ていて,講談社文庫で出ていた「十二国記」のシリーズ全作品を,新潮文庫から順次刊行することが発表されている。元々,新潮文庫で出ていた「魔性の子」は,現在販売が止まっているようだが,これも7月に,新装版として刊行されるそうだ。そして,待望久しい新刊である。

新作の刊行スケジュールはまだ発表されていない。おそらく,既刊が全て出た後になるだろうから,早くても来年の頭くらいだろうか。今回初めて読む人もいるだろうし,新作を先に出すとは考えにくい。まだ暫く,やきもきしながら待つしかないか。でも,出るか出ないか分からないまま待つのに比べたら,気分的に全然違う。

「十二国記」を読んだのは,アニメを放送していた頃だから,かれこれ10年近く前。ついこの間のような気がしていたのに,早いものである。歳も取る訳だ。

予定されている新作の内容がどういうものになるのか分からないが,個人的にはまず「戴の国」の話の決着を付けて欲しいところ。慶国での陽子のその後の治世も気になるところではあるのだけど...。いずれにしろ,期待は膨らむばかりである。

なんて書きながらも,だいぶ前に読んだものなので,例によって記憶も薄れつつあるところ。せっかくの機会なので,もう一度読み直しながら,新刊を待つことにしよう。


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