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フリー・サイズのブック・カバー [買い物]

Beahouseのフリー・サイズのブック・カバーを,A5サイズの本に掛けてみたところ。Amazonの商品ページはこちら

電車通勤するようになったら,もっと本を読むようになるかと思っていた。しかし実際のところ,往きも帰りも座れてしまうせいで,ほとんどの時間は睡眠に費やされている。それでも,徒歩通勤に比べれば読書の時間は取れるので,溜まった本が少しずつは消化されている。

ただ,問題はハード・カバーだ。このところハード・カバーの本も何冊か積み上がって来ているのだが,あんな嵩張るもの,外で読むのは不便だし,どうしたものかと思っていた。しかし,ふと,それは単なる先入観だったような気がしてきた。考えてみれば,ハード・カバー1冊くらい,カバンに入っていたって邪魔でもないし,重くもない。ほとんど座っているのだから,読むにも困らない。あれ?

しかし,じゃぁ持って出掛けようと思うと,ちょっと困ったことが。最近は主にネットで本を買うので,書店で買う時のような紙のブック・カバーがついていない。なので,文庫本や新書は,別途Amazonなどでブック・カバーを購入したりして使っている。問題は,ハード・カバーだ。ざっと調べてみれば分かるように,ハード・カバー用のブック・カバーはあまり数が出ていない。しかも,ハード・カバーのサイズにはいろいろ規格があるようで,ちょうど良いサイズがないのだ。特に,探していたのがA5版という,ちょっと大きめのサイズだったのだが,これが入るブック・カバーが見つからない。包装紙でも買ってきて,書店のようなカバーを自分で作ればよい,という話もあるが,紙だと手汗で湿ってしまうのが難点だ。

困ったなぁ,と思いながら,Amazonで検索した結果を眺めていたら,面白いものを見つけた。フリー・サイズのブック・カバー。フリー・サイズってどういうこと? 不思議に思って,販売元の商品ページへ行ってみたところ,このブック・カバーは,薄手のコットン生地で作られており,書店の紙カバーのように折り畳んで使うものだということが分かった。折り重ねたところにはマジック・テープで留めるようになっている。なるほど,これなら違うサイズに対応できる。というか,今までなかったのが不思議だ。商品ページには,特許出願中と書かれているが,紙カバーを布にしただけと言えるので,認められるのはちょっと無理ではなかろうか。

で,早速注文してみた。販売元の商品ページには,柄物しか載っていないのだが,Amazonでは無地のものも販売されている。取り敢えず,無難なところでネイビーを選択。それが昨晩届いたので,手持ちのA5版の本に掛けてみた。厚手の本だと,折り返して表紙を差し込む部分が少し狭いが,簡単に抜けてしまうほどではない。折り重ねた縁の部分や,マジック・テープのあるところが段になってしまい,若干でこぼこしてしまうが,構造上仕方がないだろう。見た目は悪くない。何より,ハード・カバーにブック・カバーを掛けて持ち歩けることが有難い。

あまり大きなものはもちろん駄目だろうが,普通のサイズなら,洋書のハード・カバーにも使えるのが嬉しい。逆にこれで,読めない言い訳がつかなくなる気もするが...。いずれにしても,なかなかいいものを見つけた。別の色のを,もうひとつくらい買っておこうかな。

ふと,小学生の頃だかに,いつも持ち歩いていた文庫版の国語辞典に掛けるカバーを,自分で手縫いで作ったのを思い出した。


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