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真夏にラーメン [グルメ]

暑い。暑過ぎる。

今日は7月に申請していたパスポートを取りに行ってきた。そんな今日に限って暑いこと,暑いこと。なんでもニュースによれば,群馬では40℃を超えたところがあったそうな。40℃って,お湯でしょ。厚木は40℃には達していなかったかも知れないけど,クラクラするくらい暑かった。そして,厚木といえば「本丸亭」。何もこんなくそ暑い日に,とは思うけれども,本厚木なんてそう来るもんではないし,これを楽しみにしてたのでしかたがない。こんなに暑いし,ちょっとは客も少ないかと思ったが,ちょうど昼時ということもあってか,10人近い行列。炎天下で待つこと30分ほど? ありゃ熱中症になっても不思議はない。店内は一応冷房しているようだが,窓も扉も開けっ放し。冷却力が追いつかないんだろうね。でも,表の暑さに比べたらものの数ではないので,汗びっしょりかいて「本丸塩らー麺」を満喫した。前回はよく見てなかったが,ここのスープは,豚骨をベースに,鶏と焼きアゴのスープをブレンドしているらしい。アゴってのは飛び魚のことで,これがまたなんともいいダシが出るのである。これが魚臭くない秘訣なのかも知れない。

いやー,それにしても暑い。強い日差しを浴びると,もの凄く疲れるのはなぜなのだろう。夏休みってのは,暑いから休むんであって,活動するもんではないと身にしみた。明日は引きこもりになろうと決意した一日であった。


キッチン・スタジアム [グルメ]

今日は会社を休んで,「パンパシフィック 横浜ベイホテル東急」の「カフェ トスカ」という地中海料理店でやっている,「キッチン・スタジアム」に行ってきた。最近話題の,ホテルの食べ放題ビュッフェのひとつ。先週のTBS「はなまるマーケット」で取り上げられていたのを見て,無性に食べてみたくなったのである。「キッチン・スタジアム」は休日もやっているのだが,少し割高になるのと,混んで落ち着かないと嫌なので,平日に行くことにした。それでも,最近何度かTVで取り上げられているせいか,予約で満席状態。もちろん事前に予約して行ったのだが,そうでなければキャンセル待ちになるところだった。

ここの目玉は,でっかいパルメジャーノ・チーズをくりぬいて,その中で茹でたスパゲティとチーズとソースをその場で混ぜて作るカルボナーラ。勿論,私のお目当てもこのカルボナーラ。いろいろ食べられるようにという配慮だと思うが,一皿の盛りは少なめなので,時間を置いて2皿食べた。11:30AM開始直後は割とあっさり目だったが,2皿目はかなり濃厚で,どちらもとても美味かった。調理人のその時の気分でチーズの混ぜ具合が違うのだろうか。まぁ,2通り楽しめたようで良かったのだが。その他の実演調理は,オムライスと野菜の串揚げ(といっても衣はフリッターみたいな感じ),そしてナントカ豚のしゃぶしゃぶ。どれも美味しかったが,一番のお気に入りはしゃぶしゃぶ。しゃぶしゃぶというと,紙みたいな肉で,タレの味しかしない,という印象があるのだが,ここのは少し厚みがあって歯ごたえが良く,肉のうまみを味わえる感じ。一皿に2枚載せてくれて,それをお好みでポン酢かゴマだれ,そしてあさつきやみずな,大根おろしで食べる。ちゃんと数えてなかったが,5皿くらいは食べただろうか。野菜の串揚げは,「雪塩」とかいう,粉のようにとても粒の細かい塩をつけて食べる。ほぼ一通り食べたので10本くらいだったかな。

実演以外にも,野菜カレーやタイのグリーン・カレー(地中海料理なのに何故?),ピザ,レバーを煮込んだみたいな料理など,多くはないが,そこそこバリエーションを楽しめる。あとは,前菜系が各種。その中では「長なすのマリネ」だか何だかが美味かった。キュウリのピクルスは,ちょっと酸味が強かった(私は,オリーブ・マーケットで売ってる,スウィート・ピクルスがお気に入り)が,ドライ・トマトは味が丁度よかった。オリーブは,少し大きめのグリーン・オリーブよりも,薄赤い色の小振りのブラック・オリーブの方が好みの味だったが,いずれもとてもフレッシュなオリーブだった。

食べ放題というだけで,貧乏性の私はつい食べ過ぎてしまうのだが,最後はもうケーキなど詰め込む余地もなく,ヨーグルトにフルーツとブルーベリー・ジャムをかけたもので締め。最後,もう一皿しゃぶしゃぶに行くか迷ったが,その一皿で悪い思い出に変わってしまうといけないので断念した。こうして自分としては余力を残したつもりだったのだが,立ち上がったら予想外に胃がパンパンな状態でびっくり。約2時間,税・サービス料(10%)込みで3350円。この値段でこれだけ食べられれば充分...というか,そんな元を取ろうと欲をかくことはなかったと反省するくらいのお手頃価格である。何しろ,別オーダーになるジュースなどのソフト・ドリンク(コーヒーはビュッフェに付いてくる)の値段が600~1000円くらいなのだから。メニューの入れ替えがどの位の頻度であるのかは知らないが,暫くしたらまた行ってみたい。

せっかくなので,写真を載せたいところだが,そのためにデジカメを持って行ったのにも関わらず,食べるのに没頭しすぎて,店を出るまでコロッと忘れていた。困ったもんだ。その後,腹ごなしに臨港パークを散歩したり,久し振りの横浜駅であちこち店を見て回ったりして帰ってきたのだが,お陰でだいぶこなれたものの(それでも夕食を摂る気にはならなかった...),足が滅茶苦茶痛い。20代の頃は,このくらい歩き回ってもなんともなかったのに。ランニング・マシンで40分以上走れるから足は大丈夫,などと甘く考えていたが,歩きでこれだけ疲労を感じるとはちょっとショック。万歩計でもつけておけば良かったかな。


天ぷら蕎麦とふきのとう [グルメ]

本日の朝兼昼食は近所のお蕎麦屋さん。昨日旅番組か何かで蕎麦を食べているのを見て,無性に食べたくなり,即座に今日は蕎麦屋と決めていたのだった。通りからかなり入った一番外れにひっそりとある,自宅兼用の小さなお店。知らない人がたまたま来るのはとても望めないような立地だが,雑誌などでも紹介されているらしく,それなりに繁盛しているようだ。

右の写真は,「天ぷらそば」で1500円。直前まで「鴨南そば」にしようと思っていたのが,何となく変更。やっぱり鴨南そばにしとけばよかったかな,と少し後悔しかけていたところ,やって来た天ぷらの中に好物の「ふきのとう」。裏の畑で取れた,今年の初物とのことで,ちょっと得した気分。蕎麦には,やはり自分のところで育てている柚子の皮が散らしてあって,香りもよい。おまけに柚子のママレード風のものも出してくれた。静かな店内でゆったりと食事をして,身体も温まり,ささやかな贅沢をした気分。

柚子で作ったママレード風
爽やかな酸味と甘みと苦みが
混然とした味わいがよい

店の周囲には野鳥がたくさん来ていて,軒先に吊してあるエサをついばむ姿も楽しむことができる。ちょっと驚いたのは,私が店に近付くのに慌てたコジュケイ(?)が一斉に飛び立ち,その1羽が店の窓ガラスに勢いよく衝突してしまったこと。そのまま落ちてひっくり返り,動かなくなったので,死んでしまったかと思ったが,10秒ほどして突然起きあがり,飛んで行ってしまった。脳震盪でも起こしていたのだろうか? 食べる前から縁起が悪くなるところだったが,無事で何より。


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