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かしめ工具 [買い物]

バッファローコクヨサプライ Arvel RJ-45用かしめ工具 ラチェット付 LPTKTR
LANケーブル・コネクタのかしめ工具。
プロ用のやつは何万もするらしい?!

このところ,本業でもそれ以外でも,いろいろ宿題が重なってしまって,休日も含めてなかなか時間が取れない日々が続いていた。例の特集原稿の方も,初校と再校のチェックを経て,先週無事校了した。結局,予定より大幅に超過していたものの,1ページだけのカットで済ませてもらった。たった1ページといっても,後から削るのは意外と大変なので,これだけで済んだことに感謝,感謝。

久々に時間が出来ると,何か買い物をしたくなるのが常。欲しいものはいろいろあるのだが,それは原稿料が入ってからということで,取り敢えず軽めのものを買ってみた。LANケーブル・コネクタの「かしめ工具」というやつ。どういう原理になっているのかよく分からないが,LANのRJ45というコネクタは,ケーブルの先端を差し込んでから,この「かしめ工具」でギュッと圧着させないといけないらしい。なんとなく以前から欲しかったのだが,特にないと困る訳でもなく,その割にはちょっと高いので,保留していたのである。

今回,購入に踏み切ったのは,手持ちのLANケーブルのいくつかで,コネクタ脱落防止用のツメが折れてしまったことによる。これがないと,ちょっとしたはずみでケーブルがスコッと抜けてしまい,接続できなくなってしまう。リモートで作業している時に,これが起こると手の打ちようがない。まぁ,新しいケーブルを買えば済む話なのだが,ケーブルそのものには異常がないので,捨ててしまうのはもったいない。エコじゃないしねぇ。

購入したのは,元Arvel(現バッファロー・コクヨ・サプライ)のLPT-KTR 2538円と,コネクタ10個セット399円。作業は結構面倒かと思いきや,意外と簡単。ツメの折れてるコネクタのそばで,ケーブルをかしめ工具についてるケーブル・カッターでチョキンとやって,外側の皮膜を除去。8本の細い線の束が出て来るので,順番に平らに揃えてコネクタに押し込む。ちょっと作業しにくいのだが,結構うまい具合に8本それぞれ所定のところに収まるようだ。で,かしめ工具でガチャンとやる。それだけ。間違いやすいのは8本の細い線の並び順だが,今回は切り落とした古いコネクタがあったので,それと同じにした。白と青のようなツートン・カラーになってる線が,指の熱で少し色落ちするのが困った。とはいえあまりに簡単で,ちょっと拍子抜け。少なくとも,アンテナ・ケーブルのF型接栓を付ける作業に比べたら段違いに楽。

説明書きによれば,8本の細い線は被覆を取る必要がないという。なんでかと思ったら,コネクタの金属端子の内側部分が刃のようになっていて,圧着すると差し込んだ線の被覆に食い込んで,導通する仕組みらしい。コネクタの根元のところは,プラスチックのくさびがケーブル側に押し込まれてひっかかり,ケーブルが抜けるのを防止するようになっている。なかなかうまくできてますな。再利用できないのがもったいないけど,1つ当たり40円だからいいのかな。

ケチってケーブル・テスタは買わなかったのだが,作業してみるとやっぱりちょっと不安。古いASUSのマザーボード,P4P800SEに,仮想ケーブル・テスタ(VCT)機能が付いていたのを思い出したので,初めて使ってみた。なんかよく分からないけど,大丈夫らしい。抜くと「断線」と言われるので,繋がってはいるのだろう。

取り敢えず,2本だけコネクタを交換。1本40円で修理できるのだから,まぁお得だし,エコだといえよう。しかし,約2500円の工具の元を取るには,100本くらいは加工しないといけないかな? 日曜大工の工具なんて,大体そんなもんだけどね。


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