エアコンの買い替えと200V

電気代表示機能付きの「霧ヶ峰」。この機種は14畳用。

もらった薬も服み切ってしまったのに，どうもすっきり直った気がしない。といって，もう一度医者に行くほどでもなく。

もう丸8年使っているリビングのエアコンは，今年は特に冷えが悪い気がする。最強に設定して，風の来る辺りに立っていても，あんまり涼しくない。そろそろ寿命かも知れないというのと，最近の機種は電気代も安くなっているらしいということもあって，新しいのを買うことにした。

最初は，エコ・ポイントの付く一番安い機種にするつもりだったのだが，結局，「霧ヶ峰」の最上位機種を買ってしまった。メーカーから来てる販売員の口車に乗せられた...という訳でもなくて，本体に電気代が表示されるというのが一番の理由。これが，最上位機種にしか付いてないんだよね。目に見えない電気代を気にしてちまちま点けたり消したりするより，はっきり見えた方が精神衛生上よろしい。実際，この暑さを我慢するのに比べたら，エアコンの電気代なんて大したことはないわけで。ということで，他のお掃除機能とか，CO2表示とかはどうでもよくて，電気代表示機能に魅せられてしまった。

メーカーの売りは，「ムーブアイ」で人のいるところを関知してピンポイントで冷やす(暖める)機能の効果で，実用上の電気代が半分以下になるということ。メーカー公称値なので，実際のところはどうか分からないが，今のところほぼ丸1日点けていて100円行かないくらい。このまま行けば例年より電気代が下がりそうである。新しいのを入れてから，曇りがちの日が続いているので，カンカン照りになった時にどうなるかがポイントだけれども。

ところで，購入したのは14畳用のタイプなのだが，このクラスだと電源が100Vでなく200Vなのだそうだ。じゃぁ，今付いてるのもそう? と思って見てみたら100V。これって12畳用だったのか。古い部屋から引っ越してきたやつだったからねぇ。実は結構無理して頑張ってたのかも。それはともかく，200Vとなると，別途工事が必要になるらしい。そもそも家に200Vなんて来てるのだろうか。ネットで情報をググって調べてみると，分電盤のブレーカーに赤・黒・白の3本の太い線が繋がっていれば，200Vが取り出せるらしい。200Vにする場合は，エアコンのコンセント用に分岐している線を繋ぎ替えて，さらにコンセントを200V用にする工事が必要なのだそうだ。希に，エアコン用の線が独立していなくて，他の電気製品が繋がっている線を200Vにしてしまって，煙を噴いたりという事故もあるとのこと。ちょっと不安になったが，うちのはちゃんとエアコンごとに独立した線になっていた。これなら，違う線を200Vに繋いだりしない限り大丈夫だろう。

...とここまで調べておきながら，工事のときに大本のブレーカーを落とす必要がある，という事実にまったく考えが至らず，ブチっとやられてサーバーからスタンバイ状態のPCから全部落っこってしまった orz。それでもまだ，スイッチを入れ直せば問題ないくらいに思っていたのだが，何故か1台だけうんともすんともいわない。ありゃりゃ。ATXの電源ユニットがいかれたらしく，新しいのに交換したら直った。これで3980円の余分な出費。さらに，再起動したThinkPad600Eのsshdに，何故か外部から繋がらない。内部からは繋がるので，何かセキュリティの設定なのだと思うのだが，電源が落ちて何かファイルが壊れてしまったのだろうか。皆目見当ががつかず。sshdで繋がらないととても困るので，取り敢えず以前使っていた玄箱で応急処置しているのだが，果たしてTP600Eは復活できるのだろうか。再インストールなんて面倒だしなぁ。これを機に仮想サーバーに切り替えるのも手だが...。やっぱり無停電電源も必要かな。

エアコン問題が解決したと思ったら，また悩みの種ができてしまった。まぁ，まずはエコ・ポイントの申請を忘れないようにしないとね。こういう書面の申請がまた大嫌いだったりするのだけど。