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初めてのカルヴァドス [酒]

【楽ギフ_包装】【あす楽対応_関東】ブラー・グラン・ソラージュ40°(700ml)
初めてのカルヴァドス。「ブラー・グラン・ソラージュ」

「大人のお酒にチャレンジ」第2弾ってわけではないが,今回のお題はカルヴァドス。

何かのTV番組で,フランスの林檎農園のようなところが映っていて,これで実はお酒を造るのだという。林檎のお酒って,シードル? などと思いながら観ていたら,それが「カルヴァドス」。カルヴァドスというのは,林檎で造るブランデーのことなのだそうだ。で,ブランデーというのは,果実で造る蒸留酒なんだと。なるほど,それがウィスキーとの大きな違いなわけね。初めて知った。

林檎で造るブランデーなんて,いかにも美味そうではないか。すぐにも試してみたいところだが,どうも近所のスーパーなどでは扱っていないみたい。あまりメジャーなお酒ではないのかな。そんな矢先,いつもブナハーブンを買ってる店で,全品15%オフのセールが始まった。そこでカルヴァドスを検索してみると,3種類だけヒット。初めてなので,あまり高価なのは避けたいところだが,一番安かったのが「ブラー グラン・ソラージュ」。割引価格だと,700mlで2300円弱。次に安いのは5千円近くなってしまうし,お試しにはこのくらいが無難な線だろう。値段が安いのは,熟成年数がまだ3~5年と,短いものだからということらしい。

さて,飲み方はいかにしたものだろうか。Webを検索していると,「冷やしてストレートで」なんて書いてあるところがあったので,試してみた。栓を開けて香りを嗅いでみると,果物の香りはあんまりはっきりしない。ちょっとエタノールっぽい感じ? 少し口に含んでみると,さすがに40度あるので,舌が痺れるようだが,ほのかに林檎の甘みのようなものが感じられる。んー,こんな程度? というのが正直な第一印象。

度数が高いので,自然とちびちび舐めるような飲み方になってしまうのだが,そうやってゆっくり飲んでいくうちに,徐々によい香りが立ちこめてきた。上等の梅酒にも似た爽やかな香り。やはりブランデーだけに,ブランデーらしく,冷たいままよりは,手のひらで温めるようにして飲むのがよかったのかもしれない。味の方もよりはっきりしてきて,爽やかで甘やかな味が,じんわり広がっていくようになってきた。これはいい。舌や喉を焼くような感覚も,だんだん快感になってきた。夜中にちびちびやりながら,本でも読むには,スコッチよりこっちの方が向いてそうだ。

以来,寝る前にほんの少し,グラスの底から1cm以下くらいを,ゆっくり味わうのが日課になってしまった。このペースならすぐにはなくならないが,一応早めに次を確保しておかなければ。もう熟成年数の長いのも試してみたいし,早く次の割引セールが始まらないだろうか。

今回調べて初めて知ったのだけど,VSOPとかナポレオンって,ブランデーの熟成年数を表すものだったんだね。小学生の頃,何も知らずに"Very Special One Pattern"の略だ,とかいって皆でふざけてた記憶があるけど,本当は"Very Superior Old Pale"。"Very"だけ合ってた :-)。


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