緊急オペ [愛犬]
1歳の頃のラナ。こうやって服着せされるのは,当時から大嫌い。 |
我が家のわんこのラナちゃんは,この月曜くらいから,食べては戻し,ちょっとお腹も緩い感じ。風邪でも引いたのかと様子を見ていたのだが,火曜になっても改善せず。いつもは元気に走り回っているのに,くたっとして生気がない。ちょっと心配になってきたが,間の悪いことにかかりつけのお医者さんは休診日。夜になって,少し気分がよくなって来たようにも見えたのだが,念のため昨日の朝,医者へ連れて行った。
せいぜい,胃腸の薬くらいをもらって終わりかと思っていたのだが...なんと緊急オペになってしまった。獣医の先生も,最初は大腸炎あたりを疑っていたらしい。しかし,あまり突然というのもおかしいということでエコーを撮ってみたところ,卵管だか卵巣だかに膿が溜まって肥大化し,捻転しかかっているらしいことが分かったのである。発見が遅れていたら,本当に捻れて破裂し,死に至っていただろうとのこと。もしそうなっていたらと思うと,心底ゾッとする。その,肥大した卵管だか卵巣だかが胃を圧迫して嘔吐を誘発し,腸を圧迫して下痢のような症状を引き起こしていたのだそうだ。気が付いてくれた先生に感謝である。
全身麻酔でのオペなのでちょっと心配だったが,夕方にはオペも成功して,麻酔も切れて目を覚まし,予後は順調とのこと。3泊入院して,土曜日に帰宅予定。何はともあれ,ひと安心である。
しかし,うちに来てから約8年半,一度も外泊すらさせたことがないので,家にいないのが変な感じである。ふとした拍子に,いつもいるところにいるはずのような気持ちで目を向けてしまう。数日で帰ってくるのは分かっているのに,喪失感のようなものを感じてしまっている。これじゃぁ,万が一のことがあったら,しばらく立ち直れなさそうだ。
犬を飼っていない人には理解できないかも知れないけど,もはや犬ではなくて,娘なんだよね。それも,ずっと赤ちゃんのまんま,大きくならない娘。可愛くないはずがない。
入院中は面会も可能なのだが,無事な姿を見に行きたい反面,里心をつかせるのも可哀相なので悩ましいところ。
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