錦織は順調なスタート [スポーツ観戦]
全仏オープンが始まった。
...ってことに全然気が付いていなかった。全仏って,毎年日曜日から始まってたっけ。しかも,錦織は初っぱなの第1試合。気が付いた時には終わってた,というか,錦織が勝ったというニュースを見て初めて全仏が始まったのを知ったのだった。迂闊。
まぁでも勝って良かった。大会前に体調を崩して,なんとか間に合ったという万全でない状況だったので。結果的には,1セットも落とすことなく完勝。3セット目の最初はちょっと危なかったけどね。いずれにしても,体力面で不安があるだけに,初戦から長引かずに済んだのは良かった。次戦はStakhovskyで,4日目とのこと。ランキング34位の,少し上位の選手だけど,勝てない相手ではないと思うので,頑張って欲しいものだ。この大会で,松岡の46位なんて,さっさと抜き去って欲しいね。目指すところはもっと上なのだから。
因みに,全仏では,4大大会で唯一,フランス語でスコアがコールされる。当たり前と言えば当たり前だが,これがまた全仏らしい雰囲気を演出しているのも事実。ゲームのポイントは,英語圏では「0」を「love」とコールするが,フランス語では普通に「zéro(ゼロ)」。以降,15=quinze(クァーンズ),30=trente(トラント),40=quarante(クァラント),と続く。「30オール」とかの,「オール」はなんと言っているのかずっと不明だったのだが,どうも「à(ア)」と言っているだけらしい。ここでの「à」が,フランス語的に何を意味しているのかは不明。手持ちの仏和辞典に,相当すると思われるものが見当たらなかった。最初のデュースは,「quarante-à」,2度目以降は「égalité(エガリテ)」,アドバンテージは「avantage(アヴァンタージュ)」,ゲームは「jeu(ジュー)」。「フォルト」とか「アウト」とかは,普通に英語でコールしてるみたい。こういうのが聴き取れると,観る楽しみが少し増すかも。
さてさて,明日はクルム伊達が登場するらしい。相手はランキング1位なので,勝つのは相当大変だろうけど,善戦して欲しいものだ。しかし,いきなり1位が相手とは運のない...。
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