二の丑なのに [グルメ]
これは,本物のうな丼ではなくて,うな丼ストラップ。 |
「二の丑」ってことで,やっぱりちょっとだけでも鰻を食べておきたいと,680円は高いと思いつつも,すき家に行ってみた。しかし,席に座って,「鰻丼を...」と言い終わらないうちに,「鰻は終わってしまって...」と言われてしまった orz。テーブルには,鰻丼のメニューが,で~んと貼ってあるにも関わらず。時間的にも,今日の分が売り切れたとは思えない。そもそも,牛丼250円セールをやっている中,鰻丼を頼む人はほとんどいないだろう。それを見越して,端からまったく仕入れていないという線が濃厚。世間では,「二の丑」ってあまり認識されてないんだろうか。そうでなきゃ,この日を跨いで,牛丼祭りなんてやらないよねぇ。いずれにしても,ないならないって書いといてくれっての。
よっぽど席を立とうかとも思ったが,大人げない気もしたし,久し振りにすき家の牛丼も試してみるか,ということで250円牛丼を注文。しかし,やっぱり味はイマイチですな。しかも,米がボソボソしてて不味い。いくら250円とはいえ,これはちょっと酷い。考えてみれば,鰻丼でも米は共通だろうから,680円も出してガッカリすることになった可能性は充分にある。というか,去年か一昨年に,やはりすき家で鰻丼を食べたときも,ガッカリした記憶が...。
牛丼祭りの吉野家より安く設定したりして,価格競争を仕掛けているみたいだが,牛丼がたった250円というのは明らかに異常。消費者もすっかり麻痺して,安けりゃいい,みたいに感じてるのかも知れないが,しわ寄せが食材を含めた品質に来るのは当然と言えば当然の話だ。不味くたって,安くて腹がふくれればいいって人もいるのだろうけど,私は勘弁願いたい。
吉野家もど~んと構えて,価格競争なんてにつきあわなきゃいいのに,と思うのだが,大衆はどうしても安い方へ流れてしまうのかねぇ。以前誰かが,一生に食べられる食事の回数は限られているのだから,美味しくないものを食べて無駄に使いたくない,というようなことを言っていた。至極名言である。そうでなくても,食べ物は体の一部になるわけだから,もっと気を遣うべきだと思うのだけどね。微量の放射性セシウムばかりに神経質になっているみたいだけど,もっと怖いものはたくさんあるのだから。
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