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地味 [時事/評論]

民主の敵―政権交代に大義あり (新潮新書)
新党首の著書だそうで。

開き直って,3ヶ月も居座り続けた菅がようやく辞めたと思ったら,なんだかだいぶ地味な人が代表になったものだねぇ。海江田であっさり決まるかと思っていたのだけど,よっぽど小沢アレルギーが強いようで。

まぁ,誰がなろうと,所詮民主党の中でのたらい回し。何かが変わるとは思えないけど,支持率の低さが菅のせいだけではないということは,正しく認識しておいて欲しいものだ。

それにしても,事実上の首相選挙だというのに,民主党の中だけの都合で決まってしまうというのは,どうも釈然としない。確かに,党首(首相)のリーダーシップなんてのは,過去の鳩山,菅を見ていれば,大して発揮されていないことは明白だし,あくまで党としての意思決定に基づいて動いている,というのが大義名分なのかも知れない。でも,震災以降のの菅のように,キレて無理を通そうとすれば通せる訳で,少なくとも与党である以上,党首なんて誰でも同じということにはならない。いくら2年前の選挙で民主党が勝ったとはいえ,国民が投票したのは当時の党首の下の民主党であって,新しい党首が率いる民主党ではないのだ。

そういう意味で,今回の首相交代は,インチキくさい印象を拭えない。やはり,与党の党首が交代する場合には,解散総選挙を実施するべきなんではないだろうか。


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