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和登さん=ワトソン [マンガ/ゲーム]

三つ目がとおる 全8巻セット  講談社漫画文庫
三つ目がとおる 全8巻セット

伊藤竜馬君はやっぱり負けちゃったけど,相手はシード選手だから,まぁ仕方ない。スコアが0-3ということで,数字上は完敗って感じの報道のされ方になってしまっているが,実際の試合内容は,数字ほど一方的ではなかった。ストロークの強さは,充分に上位選手と渡り合えるものがあって,これからが楽しみな選手。ただ,いくら全般的にはほぼ互角でも,肝心なところでミスが出てしまうか,あるいは集中力を高めてスーパー・ショットを出せるか,という辺りが,下位選手と上位選手の決定的な違いなのだということがよく分かった。

これで日本人のシングルス組は全滅。残る楽しみはSharapovaの試合くらい。ということで,録画してあった1回戦の試合を観てみた。相手はUKのHeather Watson。"Watson"って,ファースト・ネームだとばかり思っていたのだけど,ファミリー・ネームにもあるんだねぇ。第1セットはSharapovaが苦戦して,Watsonが取ったこともあって,アナウンサーのしゃべりに,何度も「ワトソン」,「ワトソン」,と出て来て,やけに耳に残る。そういえば,「ワトソン」って「和登(わと)さん」に似てるなぁ。手塚治虫の「三つ目がとおる」に出てくる女の子。それでもって,「ワトソン」と言えば,シャーロック・ホームズの「ワトソン君」。そもそも,「和登」なんて名字も,わざわざ「さん」付けて呼んでるのも,なんか不自然。ここでふと気が付いた。「和登さん」って「ワトソン君」から来てるのか? そう考えると,「写楽(しゃらく)」って発音も,「シャーロック」に似てますな。偶然とは思えないので,ググってみたら,Wikipediaにやっぱりそう書いてあった。ふ~ん,なるほど。

「三つ目がとおる」を初めて読んだのは,おそらくもう30年は昔のことだと思うのだけど,今頃になって気が付くとは。よくよく考えてみれば,手塚治虫って,そういうダジャレとかパロディみたいな名前の付け方をよくするものね。主人公に,ってのは珍しいのかも知れないけど。

小さな事だけど,こういう謎がふと解けた瞬間って,妙に嬉しい。


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