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狼少年...じゃなくて狼中年 [スポーツ観戦]

BOXING BEAT(ボクシング・ビート) 2011年 11月号 [雑誌]
BOXING BEAT誌11月号。表紙はやっぱり,この間の西岡ですな。

今日WOWOWで生中継されたボクシングの話。

ホルヘ・リナレスは残念だったなぁ。第10ラウンドまで,素人目にも明らかにポイントをリードしていると確信できる展開だったのに。途中のラウンドで切った鼻(目と目の間くらい)の出血が不利に働いたところはなかったのだろうか。目に入る位置ではなかったようだけど,ものすごい出血で,顔中血まみれだったものなぁ。傍目からはかなり痛々しくて,それが原因で,レフェリーがストップに入るタイミングが早まったとしても不思議ではなかった。ストップされる直前までちゃんと反撃していたし,相手のデマルコもふらつき気味だったのに。まぁ,それまで軽快に動いていたフットワークが,完全に止まってしまっていたけど。勝負運がないのかな。運も実力の内とはいうけど,そんなことで片付けたくない,才能と華のある選手。気持ちを切り換えて,体を回復させて,是非3階級制覇に再挑戦して欲しいものだ。

続いて行われた,メイン・イベントのバーナード・ホプキンス vs チャド・ドーソンは,まったくがっかりな試合だった。ちゃんとボクシングの試合をしてさえくれれば,これ以上ない好カードのはずだったのに。ドーソンも冷静さに欠けていた点については責められるべきではあるが。

問題のシーンは,第2ラウンド終盤。ロープ際に寄られたホプキンスの繰り出したパンチを,ドーソンがダッキングでかわし,ホプキンスが勢い余ってドーソンの上に覆い被さるようになってしまったところ,ドーソンが素早く体を起こして,ホプキンスを弾き飛ばすような形になってしまった。ホプキンスは左背中か肩辺りを下にしてリングに落下,直後猛烈に苦しみ始めた。落下により肩を痛めたということらしい。しばらくの間,ホプキンスは起き上がれる気配すら見せず,そのまま試合続行不可能としてゴング。

ドーソンの反則負けか,ノー・コンテスト(無効試合)のどちらになるかと注目された判定は少し長引き,結果,ホプキンスのTKO負けという予想外の結末に。レフェリーはドーソンの行為に反則を認めず,試合続行不可能になったのはホプキンスの事情,という判断になったようだ。なんだか釈然としないが,ホプキンスが突如苦しみ始めた時から,会場内,「あ~またか」みたいな空気になったのは事実。ドーソンも全然信用してなかったし。この人こういうことよくやるんだよね。必要以上に痛がって,相手の減点や反則負けを誘う戦法。今回,本当に肩を痛めたのかは分からないけど,日頃の行いが悪いって事だよね。

どっちにしろ,新旧実力者同士の真剣勝負を楽しみにしていた観客および視聴者は,わずか2ラウンドの,後味の悪い試合を見せられただけ。せっかく天気の良い日曜日だったというのに,観てて損した。ホルヘも負けちゃったしねぇ。

さらにもう一つ,我がドラゴンズも,あろうことか読売に3連敗。流れが悪過ぎ。あと一歩ってことで,気が抜けちゃったんだとしたらどうしようもないね。これって,真剣にヤクルトの再逆転優勝って可能性もも出て来たんじゃなかろうか。

全く,今日はスポーツ観戦の厄日でしたな。


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