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大雪2012 [日記]

雪景色に見入るラナ。雪を被った後ろ頭に哀愁を感じてしまう。

今日は,朝起きたら,もの凄い雪でびっくり。バルコニーに野ざらしの縁台の上に,10cmは優に積もっている。しかも,止む気配もなく降り続いている。明日から3月だというのに。

窓を開けて外を見ていると,愛犬ラナもやって来て,外の匂いを嗅ぐように,横で鼻を突き出している。でも寒いのは嫌いなので,決してそこから先へは出ない。子犬の頃は,雪の上に出してやると,喜んでピョンピョン跳ね回っていたものだが,今は頑なに拒否する。もう歳だし,心臓麻痺起こしたり,お腹を壊してもいけないので,無理はさせない。風が吹き込んで,頭が雪まみれになっているが,そういうのは平気みたい。

なんだか,周囲一面真っ白。普段殺風景な冬枯れの木々も,なかなか綺麗。

周囲の木々の枝にも雪が積もって,とても綺麗...なんて,見ているだけならいいのだが,外出しなくちゃいけないと思うと気が重くなる。さすがにこれでは車も出せないので,徒歩で家を出た。明日以降,凍結してしまうと怖いが,今日なら歩くのは楽だろう...なんて甘い考えでいたのだが,大きな間違いだった。いつもの革靴(底は一応ゴム)では,完全に雪に埋もれてしまうし,滑る。危険を感じたので,仕方なく車に積んであるハイ・カットのトレッキング・シューズを取りに戻って履き替えた。去年,西穂高を歩いた時のもの。全く滑らない訳ではないが,断然歩きやすいし,暖かい。無理せず戻って来て正解。

車はほとんど走ってなくて,車道も真っ白。たまに通る車は,しゃりんしゃりんチェーンの音を立てている。とてもではないが,うちの車では無理だった。まだ雪かきされていない歩道には,深い足跡がついている。まるで雪国に来てしまったような錯覚を感じる。音が吸収されるせいか,細かな雑音があまり聞こえない。思ったほどは寒くなくて,道が歩きにくくて体力を使うせいか,着く頃にはすっかり汗だくになってしまった。外は雪が降っているというのに,扇風機をつけて涼んでいる妙な光景。

昼過ぎまでは降っていたはずだが,知らぬ間に止んで,帰宅する頃にはだいぶ融け始めていた。雪かきされているところは,もうすっかり地面が見えているのだが,そうでないところは一部凍結しかけていて滑る。これは明日の朝が大変そうだ。人に聞いた話だが,なんでも,普通の靴に取り付けるアイゼンのようなものが売られているらしい。こんなに雪が多いようなら,ひとつ買っておいてもよいかも知れない。

天気予報によると,明日は急激に気温が上がるらしい。14℃とか。この寒暖差は一体何なんだろう。最近また地震も多いし。なんだか自然に翻弄されている今日この頃である。


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