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Excel 2003がWindows 7 64bitでクラッシュ [ソフトウェア/PC関係]

Office Standard Edition 2003
Microsoft Office Standard Ed. 2003。一瞬まだ売ってるのかと思ったら,マーケット・プレイスの中古だった。

先日,職場で新しいノートPCが支給された話をした。その後は,ある問題を除いて,比較的快適に使えている。しかし,その唯一の問題がなかなか厄介なのだ。

問題の主役は,Excel 2003である。Excel 2003でワークシートを開いて作業していると,クラッシュが頻発するのである。どういうケースに発生するのかは特定できていないのだが,ある程度の大きさのセル範囲に対して,コピーやペーストを実行する時に起きることが多いようだ。突然死ぬので,対策のしようがない。頻繁にセーブするといっても限界がある。それに,そもそも表計算ソフトでコピペ不可なんて致命的。

今更Excel 2003なんて使わなくても,と思うかも知れないが,会社でライセンス契約を結んでいるのが2003までなので,どうにもならない。現在は,OpenOffice.orgの利用が推奨されており,いやなら乗り換えろという訳だ。しかし,これまで作り貯めたVBAマクロをどうしろと? OpenOffice.orgでは表示できないタイプのグラフもあったりする。こんな状況で,乗り換えろといわれても困ってしまう。

何度かインストールし直してみたり,パッチを当てたり当てなかったり,あるいは互換モードを設定してみたり,いろいろ試してみたが,死ぬタイミングが少し変わるだけで,本質的には何も解決しなかった。さすがにお手上げ。

その時,ふとXP Modeを思い出した。OSがWindows 7 Professionalなので,XP Modeのサポートはある。XP Modeをインストールして,今度はそっちにExcel 2003をインストール。やっぱり,同じような操作をXPでやっても,死んだりしない。Windows 7との相性か,あるいは64bit Windowsとの相性という線が濃そうだ。

XP Modeにアプリケーションをインストールすると,ホストのスタート・メニューの,[Windows Virtual PC]-[Windows XP Modeアプリケーション]メニューの下にも,起動メニューが追加される。ここからXPアプリケーションを起動すると,初回はVMも立ち上げるので時間がかかるが,ホストWindowsのウィンドウとシームレスに,XPアプリケーションのウィンドウが開く。「My Documents」はホストと同じものを指しているし,ホスト・ドライブも「マイ コンピュータ]の下に見える。気を付けないと,どっちのアプリケーションだったかわからなくなってしまうほどだ。

これで万事解決かと思いきや,XP Modeのアプリケーションは,当然ホスト側でのファイルの関連付けがされていない。XLSファイルをエクスプローラから開くと,ホスト上にインストールされたExcelが起動するのだ。自力で,無理にやってできないことはなさそうだが,初回起動時の遅さを考えると,安易に関連付けしないほうがよさそうな気もする。また,地味な所では,XP Modeアプリケーションを使っている時は,IMEもXP Modeのものが動作するというややこしさもある。

まぁ,いずれにしても,XP Modeでしかまともに動かないのだから,それで我慢するよりない。OpenOffice.orgの互換性がもっと高くなってくれれば良いのだが,知財上の問題もあって難しいんだろうなぁ。


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