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コーヒー・ポットは優れもの [買い物]

パール金属  暮らしにFit 18-8ステンレス製 ドリップポット 1.1L H-9475
パール金属のステンレス製ドリップ・ポット。1780円。

コーヒーとか紅茶とか,インスタントやティー・バックではなくて,美味しい豆や茶葉を買ってきて淹れるというのは,昔から自分の中でブームの流行り廃りを繰り返してきている。美味しく飲みたいのはやまやまなのだが,生来の面倒臭がりなので,ブームがピークを越えて,欲求が手間に負けるようになると,ぱったりやらなくなる。コーヒーは,インスタントにミルク入れて誤魔化せばいいか,となってしまう。特に,1年ほど前だったか,ネスカフェのバリスタを買ってからは,その誤魔化し具合が絶妙なのと,お湯すら沸かす必要のない手軽さから,バリスタ一辺倒になってしまっていた。

それが最近,久々にコーヒー・ブームがやって来たみたい。昔のように,豆の産地に拘るまでは行っていないのだが,取り敢えず,スターバックスで飲むようなコーヒーを家で飲もうという訳だ。しかし,以前使っていたコーヒー・メーカーは,長いこと手入れをしていなかったために酷い有様で,とてもコーヒーを淹れる気にはならないし,もはや洗ってなんとかなるものではなさそう。ペーパー・フィルター用のカリタだかメリタだかのドリッパーもあったはずなのだが,既に行方不明。そこで,近所のスーパーに買いに行ったところ,ペーパー・フィルターなしにドリップできる器具(ハリオのカフェオール・ドリッパーというやつ)を売っていて,面白そうなのでこれを購入。豆は,近くのTULLY'sで,濃い目の深煎りブレンドを調達。

早速淹れようと,電気ポットでお湯を沸かした。ドリッパーの場合,まずは挽いた豆全体を湿らせ,蒸らすのが基本だったはず。ところが,電気ポットでお湯を注ぐのは,湯量の調整がなかなか難しい。しかも,少しずつ注ごうとすると,口元からポットの側面を伝わって,熱湯がぼたぼた垂れてしまう。蒸らした後でも,一気に注ぐ訳にはいかないので,なかなかやりにくい。ポットが重くて手が疲れるし,テーブルには水たまりはできるし。これですっかり懲りてしまった。電気ポットでコーヒーを淹れるのは無理がある。

ではどうするか。TVなどでコーヒーを淹れるシーンを思い浮かべると,口元が細く長いポットを使っていることが多いみたい。コーヒー・ポットというのだろうか。早速スーパーに買いに行ったのだが,なんだか妙に高い。所詮ヤカンなので,あまり値段が高いのには抵抗がある。そこで,Amazon.co.jpで検索すると,ピンキリではあるが,2千円以下で悪くなさそうなものを見つけたので,発注。後日,商品が届き,実際にお湯を沸かして試してみたところ,これが想像以上に優れもの。口元が細いので,湯量のコントロールがしやすいし,電気ポットと違って軽いので,手が疲れない。持ち手の位置も,コーヒーを淹れるのに最適化されているのか,無理なくお湯を注いだり,止めたりできる。やはり,専用のものには専用の良さがあるということか。

しかし,このポットにも盲点が。何しろ,子供の頃から,お湯が湧いたらピーピーいうヤカンしか使ったことがなかったし,電気ポットは沸けば勝手にスイッチが切れる。沸騰したかどうかを自分で確認するという概念がすっかりなくなっていた。かくして,コーヒー・ポットを火にかけたまますっかり忘れてしまい,かなり経ってから,たまたまキッチンへ行った時にようやく気が付いた。幸いにも,まだ若干水が残っていたのだが,危うく空焚きになるところだった。今後は気を付けないと。お湯を沸かしてる時はそばを離れないか,電気ポットで沸かしてから,移し替えるのがいいのかもしれない。

そんな訳で,皆さんも,ポットを使う時はくれぐれも火の用心を。


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