結局買ってしまったkobo touch

右上がkobo Touch，左下が第3世代Kindle。

物欲に勝てず，結局買ってしまった。楽天のkobo touch。右の写真は，第3世代 Amazon Kindleと並べてみたところ。表示部分のサイズは一緒で，Kindleのキー・パッドの分だけ小さくなった感じ? 横幅も1cm弱小さくなっている。厚さはほぼ同じだと思うのだが，Kindleは縁の部分が薄くなってるせいか，見た目も，持った感触も，薄いような印象を受ける。全体的なデザインも，koboの表側は，木訥としてて面白味がなく，裏側のキルトっぽい加工も，センスはいまひとつである。これ，買う前はカバーのようなものだと思っていたのだが，まさか本体の裏側そのものだとは...。

そんな訳で，デザイン的には不満たらたらなのであるが，敢えて今回購入した理由は，プラチナ会員向けに，またまた3000ポイントのプレゼントが始まったというのに加えて，タッチ・パネルを試してみたかったというのが大きい。iPadやらスマホを使い慣れてしまうと，タッチに対応していないKindleは，やっぱり何かと使い辛いような気がしていたのだ。

実際に手にとってみると，やはりタッチで操作できるのは直感的で分かりやすい。いちいちフォーカスを移動したりしなくて済むので，手間も少ない。英語の本を読んでいて，単語を辞書引きしたい時は，特に便利。しかし，肝心のページ送りには少し難を感じた。ページの右の方をタッチするか，左の方をタッチするかで，前後のページへ移動できるのだが，片手だけで持ちながら操作する場合，右か左かどちらかしかタッチしようがない。どんどん読み進めていくだけなら問題ないのだが，ちょっと前のページを読み直したいという時には不便なのである。Kindleなら，左右にそれぞれ前後ページへ移動するボタンがついてるので，操作性がとてもよい。

また，タッチだと感度の問題があって，押したのにページ移動しない，ということがあるとストレスが溜まる。そういう点でも，メカニカル・スイッチを採用したKindleの方が，安心感がある。

まぁ，文句を言ってばかりでも始まらないので，折を見て少し使ってみるようにしたい。当面，kobo用の電子書籍を購入する予定はないが，自分で作ったepubや，ZIPにまとめた画像ファイルなどを閲覧できるようなので，使い途はありそうだ。

ところで，最初にWi-Fiの設定をする時に，いくら正しいパスワードを入力しても，家の無線LANに接続できずに困ったことがあった。再起動したらあっさり繋がったので，同じような状況に陥っている人がいたら，試してみることをお勧めする。