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Arduinoのリレー・シールド(?)を製作 [電子工作]

Arduino Unoに,自作リレー・シールドを載せたところ。裏の配線はちょっとお見せできない...。

今日は予定通りの半田付け作業。久し振りということもあったが,単純な割に結構手こずった。パーツの足だけならさほとではないのだが,パーツ間を繋ぐ錫メッキ線の半田の乗りが悪いこと。使用したArduinoのShield用基板は,両面基板になっているので,半田を盛り過ぎると表まで盛り上がってきてしまう。カッコ悪いけど,実害はないからよしとする。

回路は,リレーのコイル側をデジタル・ピン8とGNDに繋ぎ,コイルに電圧を掛けてオンになった時に導通する側の端子に,ピン・ヘッダを2つ接続しただけ。コイルの端子間には,念のための逆起電力対策として,ダイオードを逆向きに取り付けた。リレーG6K-2Pには2回路あるので,何かの役に立つかも,ということでそれぞれにヘッダ・ピンを2つずつつけた。1回路にピン・ヘッダが2つあるのは,1つはパワー・スイッチからのコネクタを差し,もう1つをマザーボードへのケーブルを繋ぐ。これによって,通常のスイッチでもリレーでもオンにすることが出来る。また,おまけとして,デジタル・ピン7にLEDを接続した。何かの状態表示などに使えるだろうということで。チップLEDの方が見栄えはよさそうだけど,手持ちもなかったし,半田付けにも自信がないしね。

ま,手こずったものの,無事完成。今回使った,サンハヤトのUB-ARD01というシールド用基板には,Arduinoと連結するためのピン・ヘッダが付属しているので便利。Arduino Unoの上に搭載してみると,なかなかどうして立派な感じだ。例によってサンプルのBLINKにちょっと手を入れて,LEDとリレーが1秒おきにオン/オフ繰り返すスケッチを作成。Unoに転送してみると期待通りに動作した。満足満足。

しばらく計画停電はなさ気な感じなので,まだ出番はないかも知れないが,備えあれば憂いなし。その間,ソフトウェアの方をいろいろ検討するつもり。Ethernetシールドを使って,ネットワーク経由でコントロールできれば,なお便利そうだ。実は,そのためもあって,Ethernetシールドが使うピンを避けていたりする。

という訳で,次なるターゲットは,Ethernetシールドである。こいつを使うと,Arduinoだけで動作する,サーバーやクライアントが簡単に作れるそうだ。ハードウェアとしては出来合いなので,特に面白いことはないが,Arduinoがネットワークに繋がるというだけで,何か出来そうな気がする。Arduinoは,私程度の知識でも,ハード/ソフトを融合させて遊べるところがいい。久々に巡り逢えた,良いオモチャである。


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