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自家製ソケット [電子工作]

製作した,2列7ピン・ヘッダ用ソケット。実は,一番時間がかかっているのは,基板の切り出しだったりする。

先日,リレーが小さくて,ブレッドボードの真ん中の溝を跨げないという話を書いたが,そんなことであきらめていてはいけないらしい。ネットでいろいろ調べてみると,ブレッドボードを使いこなしているような猛者は,自分で変換ソケットを使って対応しているようなのだ。なるほど,その手があったか。自作派はこういうものまで自作するものなんだねぇ。ということで,早速パーツを注文。といっても,材料はヘッダ・ピン・ソケットと1列のヘッダ・ピンのみ。ブレッドボードに挿すためのものなので,ヘッダ・ピンは丸ピン・タイプ。基板は手持ちのものを流用した。

こんなの,ただピンを半田付けするだけ...と軽く考えていたのだが,いきなり問題が発覚。ピン・ソケットは基板の表から挿すので,裏で半田付けすることになる。ところが,ピン・ヘッダは裏から挿すので,表で半田付けしないといけない。ってことは,両面基板じゃないとダメなんじゃ...。手持ちに両面基板なんてないし。今からそれだけ注文するのもなぁ。

で,しばらく考えた結果,次のようにすることにした。ピン・ソケットの脚を根元から左右に開くように折り曲げて,基板の裏(半田付けできる側)に載せるようにし,脚が届いたホールに表からピン・ヘッダを挿して半田付けする。片面基板でやるにはこれしかなさそうだ。ホールを通してないので,ソケットの取り付け強度が心配だったが,やってみたら結構頑丈に付いている。これならまぁ大丈夫そうだ。

そして,出来上がったのが写真のもの。こいつはリレー用ではなくて,2列のピン・ヘッダをブレッドボードに接続するための変換ソケット。接続するのは,共立エレショップで購入した,16文字2行のLCDモジュール,SC1602BSLB。これをArduinoに繋いで,文字を表示する実験をしようという訳だ。これで,半田付けなしにArduinoに繋ぐことが出来る。

ところで,今後は計画停電をしない方針になり,それは嬉しいことに違いないのだけど,先日作った「自動でPCのスイッチを入れる装置」は出番なく待機中。やっぱり,Ethernetシールドと組み合わせて,LAN経由でリモート・コントロールできるようにした方がいいかな。となると,このLCDモジュールも使って何か表示できるようにも...と段々構想がでかくなってくる。そうなってくると,途中でぽしゃる(飽きる)危険性も生まれてくる訳だが,果たして...。


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