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コーヒー・プレスのすすめ [グルメ]

bodum KENYA フレンチプレスコーヒーメーカー 0.5L 10683-01
これはbodumというメーカーのコーヒー・プレス。スターバックスのもここの製品で,若干カスタマイズされているらしい。

最近は,ちゃんとしたblogの記事を書くのをサボり気味で,しかも何をどこまで書いたのかすっかり忘れてしまっている始末。Twitterでぽつぽつ呟いてるので,日記の役目はそこそこ果たしてはいるのだけど。

で,以前書いた,コーヒー・ポットに続くお話し。

ポットを買った頃と前後して,スターバックスでランチを取った後,店の前を通りすがりに,見慣れない器具が目に留まった。ガラス製のビーカーみたいな感じで,見た目は紅茶を入れる,ハリオのハリオールを一回り大きくしたようなもの。スターバックスで売っているのだから,コーヒーを淹れる器具なのだろうか。

家に帰ってきて調べてみると,やはり「コーヒー・プレス」という,コーヒーを淹れるためのものだった。ハリオールみたいに,コーヒー豆の挽いたものを中に入れ,お湯を直接注いで抽出するそうだ。フィルターでコーヒー豆の粉をビーカーの下部に押し込むところも,ハリオールと同じ。しかし,コーヒーと言えばペーパー・ドリップ,という固定観念があるので,なんだか不思議な感じ。お湯で抽出するってのは,同じと言えば同じなのだけど。

そこで,昔スターバックスでバイトしていて,コーヒーにとても詳しい友人に尋ねてみた。すると,コーヒーのバイヤーが味見をするためのカッピングという方法があって,それに近い淹れ方なのがこのコーヒー・プレスなのだ,と教えてくれた。その友人も,日常的に使っているとのこと。それなら間違いはなかろうということで,翌日早速買って来た。豆の挽き方も粗めである必要があるので,コーヒー・プレス用に新しく1パック。

実際に使ってみると,驚くほど簡単。ペーパー・ドリップは淹れるのに時間がかかるし,何より美味しく淹れるのが結構難しい。それが,コーヒー・プレスだと,コーヒーの粉の上にお湯を一気に注いで,後は4分ほど待てば良いだけなのだ。より美味しく淹れるには,ペーパー・ドリップの時と同じように,最初に全体を湿らせて,30秒ほど蒸らすのがよいそうだが,それにしてもわずかな手間だ。これなら,多少忙しい朝でも淹れる気になる。フィルターは,ペーパーほど細かくはないので,微細なコーヒーの粉が少量混じった感じにはなるのだが,粉っぽいということはない。ペーパー・ドリップよりも,しっかりした濃いめのコーヒーになるようだ。香りも増している気がする。簡単で,失敗なく美味しいコーヒーが淹れられるなんて,こんな都合のいい器具があったとは! なんと素晴らしい。気付いてホント良かった。

結局この後,コーヒー・プレス一辺倒になってしまって,ペーパー・ドリップ用の器具も,コーヒー・ポットも,すっかり出番がなくなってしまった。まぁ,仕方がない。ペーパー用のコーヒーがまだ残っているのだが,これはどうしたものかな。ペーパー・ドリップはやはり難しくて,自分で淹れるとどうしても酸味が強くなってしまい,その点でもちょっと敬遠気味なのである。

コーヒー・プレスに欠点があるとすれば,淹れた後の粉の処理だろうか。ペーパーごとポイッと捨てれば済むという訳にはいかない。まぁ,三角コーナー(って今使われてるんだろうか)にじゃじゃっと流せばいいのだろうけど。うちはディスポーザー付きなので,そのまま流してしまっておしまい。

因みに,コーヒー・プレスは「フレンチ・プレス」とも呼ばれるそうだ。また,紅茶のハリオールは,「ティー・プレス」という名前の器具らしい。何十年も前から使ってたのに,初めて知った...。


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