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鰻串は売り切れ...orz [日記]

浜松SA(上り)にある,石松餃子の浜松餃子。ちょっとややこしい。あまりに待たされたので,つい2コほど食べてしまった後で,気付いて撮影。

新東名初走行のさらに続き。

浜松いなさICでUターンして来て,今度は上りの浜松SAへ。日も暮れてきて,夕焼けをバックに風車を撮れるかと思いきや,すでにとっぷり暮れてしまってダメ。気を取り直して,お目当ての鰻串へ。「串焼き じげん」というお店らしいのだが,フードコート内には見つからない。...と思ったら,表のテイクアウト・コーナーにあった。さすがに時間も遅いせいか,誰も並んでない。しめしめ,と近付いていくと,「鰻串は売り切れです」の声が。え~っ!! 道理で並んでないはずだ。こんなコトなら,無理してでも下りのSAで,うな丼を食べておくべきだったか。

後悔しても始まらないので,次のお目当ての「浜松餃子」。こちらも高速道路初出店という「石松餃子」というお店。メニューは本当に餃子ばかり。結構並んでいたが,注文するまではそれほど時間はかからなかった。しかし,なかなか焼き上がらない。ふと店の方を見ると,焼き上がりまで20分待ちという札が出ている。さらに待っていると,札が今度は40分待ちに。中ではひっきりなしに焼いているようだが,追い着かないらしい。暫くして,ようやく呼び出しのベルが鳴った。結局20分くらい待っただろうか。餃子はお皿にぐるっと丸く並べてあって,真ん中にもやしが載っている。これが浜松餃子の特徴らしい。専用のたれはちょっと甘めで酸味もあり,それにラー油を足してあるので,辛味もある。普段醤油ベースで食べ慣れているので,多少違和感があるが,なかなか美味しかった。

駿河湾沼津SA(上り)。午後10時近いので,辺りは真っ暗。

餃子を食べ終わったのが,だいたい午後7時。考えてみれば,浜松は静岡のかなり西の方だ。こんな時間にこんなところにいて,家には何時に帰れるのだろう。とはいえ,せっかく来たのだから...ということで,各SA/PAを覗きながらの帰り路。どこも昼間と違って,ガラガラとはいかないまでも,待たずに駐車できるほどには空いてきた。で最後は,往きに断念した,駿河湾沼津SA。到着したのは,既に10時近く。お土産物屋などはやっているが,フードコートは終了しており,2階のカフェも閉店していた。さすがにこれではなあ。このSAはトイレが豪華なことで有名らしいのだが,本当に豪華なのは女子用の方だそうなので,確認できず。並ばずに入れたのは良かったが,ちょっと時間が遅すぎたようだ。これはいずれまたリベンジせねばなるまい。

駿河湾沼津SA(上り)の2階にある,「リサとガスパールカフェ」。既に閉店。

ところで,今日気が付いたのだが,Google Mapsに新東名が表示されるようになった。いつの間に? では早速,ルート案内を...と思ったら,いくら新東名上に起点と終点を置いても,経路が新東名に乗らない。そもそも,道路の絵だけで,ICやSA/PA等の名前も表示されていない。まだまだ中途半端な状態のようだ。GPS使えば,どの辺を走ってるかくらいは分かる訳だが。

因みに,MapFanWebの方は,Google Mapsに先んじて,新東名も描かれているし,ルート検索も可能だった。iPad用のMapFanの地図はいつ更新されるんだろう...。


地図に載っていない新東名 [日記]

浜松SA下りから見た,浜松風力発電所の風車群。

新東名初走行の続き。

せっかくなので最後の三ヶ日JCTまで行きたいところだが,そもそも清水PAからどのくらいかかるものかが見当もつかない。こんな時に頼りの,iPadのMapFanナビなのだが,あろうことか新東名が載ってない! それならば,と思ってGoogle Mapsに切り替えてみたのだが,こっちにもない! オンラインだから,最新になっているかと思ったのに...。という訳で,ルート案内は別にいらないけど,所要時間が不明。それでも,道に出て走っていると,電光掲示板に,浜松まで60分とか出ている。そんなものなのか。それなら日が暮れる前に着けそう。GPSで現在地を追従させて地図で見ていると,道なき山の中をぐんぐん突き進んで行くので,これはこれでおもしろい。

途中の静岡SAは,駿河湾沼津SAほどではないけれども,まだ数百メートルの列が出来ているのでパス。掛川PAまで来たら,入り待ちの車の列もなかったので,一旦休憩。ここは比較的こぢんまりしたPAだった。掛川だけに,お茶関係のものをたくさん売っている。

そしていざ浜松SAへ。楽器メーカーのお膝元ということで,音楽押しのSAみたい。建物にはピアノの鍵盤の模様が描かれているし,外には音楽の流れるオブジェ,中にはローランドのブースみたいのがある。浜松といえば「鰻」なのだが,ここ下りで食べられるのはちゃんとしたうな丼など。こんなことなら,清水PAで食べなきゃ良かった...。でも,上りには鰻串なるものがあるらしい。やっぱり上りも制覇しないと。

因みに,このSAから西の方の山の尾根に,合計10機もの風力発電機が並んでいるのが見える。風力発電の風車が並んでいる風景って好きなんだよね。もうちょっと天気が良かったら,もっと綺麗だったろうに。

さて,どうやってUターンしようかと考えていたのだが,一番簡単なのはICで降りて,すぐまた入り直すこと。しかし,三ヶ日JCTには出口がないので,豊川ICまで行かないといけないのだろうか(この時点では,三ヶ日の方へ戻れるとは知らなかった)。しかし,三ヶ日JCTから豊川あたりまでは,どうも渋滞している模様。そこで,三ヶ日JCTへ行く途中の,浜松いなさICで降りることにした。

出口前の信号を右折して,ちょっと行ったところでUターン。見ていたら,この時一緒に降りて来た車が,みんなそこでUターンしていて笑えた。考えることは一緒なんだねぇ。


新東名初走行 [日記]

SAやPAに貼ってあった,新東名開通のポスター

天気が良かったので,いざ新東名の初乗りへ出動。

とはいえ,混雑が予想されるので,少し時間をずらすつもりで,ちょっと遅く出た。ニュースで見たところ,昨日の開通直前は,先導車などで走行速度が制限されたり,足柄SAの出口が一時封鎖されたり,いろいろあったようだけど,今日は車の流れもスムーズ。残念だったのは,ちょっと雲が多くて,山がよく見えなかったこと。ただ,神奈川県内の東名の上からだったと思うが,白い雲を背景に,まだ雪が残って真っ白な富士山が,ぼうっと見えるところがあって,これはなかなか幻想的だった。車を運転していたので,写真に撮れなかったのが残念。

晴れということもあって,車が多いかとおもいきや,御殿場JCTで新東名に入っていく車の数はそれほどでもない。やっぱり,真の初物好きは,雨でも昨日来ていたのだろう。私の場合はドライブを楽しみたい方が優先するので,混雑してない方が有難い。さすがに新しいだけあって,路面はとてもスムース。従来の東名は,これを走った後に通ると,いかに路面がうねうね波打っているか,凸凹してるかがよく分かる。また,新東名は,高速走行を想定して設計されているという話で,カーブも緩やかでとても走りやすい。のんびりドライブするには,とても楽である。そこが面白くないという人もいるのだろうけど。道が広いのも手伝って,体感速度が遅く感じられるのも,場合によっては問題になるだろう。実際,制限速度ギリギリくらいでは,かなりゆっくりに感じてしまう。

御殿場JCT,新東名への分岐地点。車載カメラの動画から切り出したもの。

残念なのは,全区間3車線なのかと思っていたのに,2車線の区間が点在していること。2車線で困るのは,のろいトラックが,さらにのろいトラックを抜こうとする時に,2車線を塞いでしまうことだ。大して違わないんだから,追い越しなんてしなくてもよさそうなのに,あれはなんなんだろう。速度差が小さいので,追い越しにとても時間がかかり,それで後続車が詰まってしまうことがよくある。これは古い東名でも同じ。せっかく新しく作ったのに,しかも渋滞対策を銘打っているのに,そこが対策されていないのは残念でならない。3車線分のスペースは充分ありそうなのだが。

静岡県内は雲が厚く,いつ雨が降りだしてもおかしくない天候だったので,富士山はじめ,山の景色はまったく楽しめなかった。景色以外の楽しみとしては,SA/PAめぐりがあったわけだが,最初の駿河湾沼津SA(下り)は,入るのを待つ車の列が,3キロ手前の案内板まで繋がっていて断念。進みも遅かったので,どのくらい待ったら入れるのか,見当もつかなかった。

その次の清水PAは,PAへの道に別れるところくらいまでの行列だったので,並んでみた。ここは割りと進みが速かったのだが,それでも結局30分はかかった。清水PAは,上下線集約型のPAで,施設も比較的立派。フードコートも充実していたのだが,新しいせいかどの店も手際が悪い感じ。丼屋なんて,ご飯の上に具を載せるだけのようなのに,酷く待たされた。その挙句,味もネタもあまり大したことはなく...。更に問題は,座席数。食事時ではなかったので,店は混んでいないようなのだが,座席数が少なくて,座って食べる席がない。これだけの人が常時来ることは想定していないのだろう。スペースをゆったり取り過ぎている感じである。開通直後のほとぼりが冷めれば,改善するのだろうけど。

さて,清水PAで遅めの昼食を済ませて出てきたのは,もう午後4時過ぎ。先へ進むには遅すぎるかとも思ったが,行けるところまで行く,といういつものポリシーを適用することにした。長くなってきたので,次回へ続く...


新東名,御殿場-三ヶ日が開通 [日記]

本日(4/14)新東名開通! 新しもの好きなので,早速通ってみたいところだったのだが,雨なのと開通時間が午後3時ということで,見送り。明日は晴れそうなので,行ってみようかと思っているのだが,混むだろうか。

新東名の位置と開通予定。


今回の開通区間は御殿場から三ヶ日。新東名に最も期待されているのは,渋滞解消なのだろうけど,一番渋滞しやすい,厚木から大井松田が開通するのは2020年。まだ8年も先だ。今回の開通区間が通りやすくなったせいで,交通量が増えて,神奈川県内の部分がより渋滞するようなことはないんだろうか。東名って,箱根とか丹沢とかに行くのにとても便利なんだけど,渋滞がその価値を半減させてるような気がする。

せかしたところで,一朝一夕に出来るものではないのは分かっているが,なんで,部分的に開通なんてことをする必要があるのだろう。静岡県内の移動手段としては,便利になるものなのだろうか。まぁ圏央道の海老名のところほど意味不明じゃないけどねぇ。なんであんな短い区間だけ,先行して開通させたんだろう...。


鎌倉の桜 [日記]

雪ノ下あたりの桜並木にて。

鎌倉の桜がだいぶ咲いてきたらしい。都心辺りに比べるとちょっと遅め。まだ満開ではないものの,来週末でちょっと遅そう。鎌倉は私にとって縁の深い場所なので,ちょっと見に行ってみることにした。

しかし,桜の季節,鎌倉は混む。しかも,鎌倉に住む友人からの情報だと,「鎌倉まつり」なるものを開催中で,いつもにも増した人出が予想されているとのこと。パレードやらミス鎌倉などのイベントがあるのだそうだ。人混み嫌いの私には厳しい状況。でも,散ってしまってからでは遅いので,意を決して出掛けたのである。

...といっても,出足の遅さは相変わらず。鎌倉駅に着いたのは午後3時過ぎ。日も長くなってきたので,八幡宮周辺を見て回るのに足りないということはない。駅周辺は,いつも行く時より若干混雑している感じだったが,とんでもなく,というほどではなかった。この日の鎌倉まつりのイベントは,3時からの「静の舞」が最後だったらしく,そのせいで徐々に人がはけてきていたのだろう。遅くなったのが却って幸いした形。

表通りへ出て,段葛を通って八幡宮へ。ここへ来ると,子供の頃の記憶が呼び覚まされる。段葛の桜は,もっと大きかったイメージがあったのだが,それは自分が大きくなったからだろうか。ただ,少し桜の密度が薄くなった感は否めない。花は7~8分咲きという感じで,満開は1~2日後くらいだろうか。水曜辺りから雨風の予報が出ているので,次の週末ではやはり厳しいかも。

太鼓橋は,いつのころからか通行禁止になっている。小学生くらいの時は,よく通ったものだったのに。右側の源氏池に架かる橋を通り,鶴岡幼稚園の前を抜け,国大附属小中学校の方へ。この学校の敷地内の桜がなかなか立派。そのままグラウンドの横を通り,清泉小学校方面へ。ここの桜並木も綺麗。昔はこっちの方へはあまり来なかったからなぁ。そして,清泉小の横を通り,頼朝の墓へ。この辺りの桜もまた見事。本当は,鎌倉宮から瑞泉寺まで行ってみたいところだったが,時間が遅いので断念。ここで引き返して,八幡宮の境内を経由して駅へ戻った。

鎌倉駅前交差点近くにて,夜桜。

少し早めの夕食を済ませると,辺りは薄暗くなりかけてきている。実は今,段葛に提灯が飾ってあって,夜にそれが灯って綺麗だという話。せっかくなので見て行くことにした。もっと薄ぼんやりした明るさを想像していたのだが,提灯の数が多いせいか,結構明るい。といっても,三脚なしで撮るにはやっぱり暗くて,上手くはいかなかったのだが。でも,深く暗い空の青を背景にして,提灯に照らされた桜がとても美しかった。結局,もう一度段葛を一往復。八幡宮が夜にライトアップされているのも初めて知った。暗い山を背景に,光に包まれて明るく浮き上がる本殿(?)は,なかなかに神々しいものがある。

小町通りや若宮大路など,町並みは一変してしまった感はあるが,やはり鎌倉に来ると懐かしくて,気持ちが落ち着くようだ。訪れてみたいところはまだ他にたくさんあるので,季節のいい内に,また来てみようと思っているところ。


うぐいす [日記]

今日は朝からいい天気。

自宅マンションの植木の枝が,ちょうど通路を歩く高さくらいまで伸びていて,あちこち芽吹いてきているのが目に止まった。春なんだなぁと思って歩を進めると,なんだか視界の中にちょこちょこ動く影が...。何だかうぐいす色の丸っこいものだと思ったら,そのものずばり,ウグイスだった。しかも,ぱっと見た感じでも5羽,6羽,...。もっといたかも。でも,最初気付かずに不用意に近付いてしまったので,あっと思った時には,ばたばたっと飛び立って行ってしまった。それでも,のんびりしてるのが1羽だけ残っていたのだけど,焦ってケータイのカメラを構えた時には,それも飛んで行ってしまった。せっかく春らしい写真が撮れるところだったのに,残念。

こういう写真って,もう一度チャレンジしたいと思っても,なかなかそういう機会に巡り逢えないから難しい。だからこそ,上手く撮れた時に価値があるんだろうけどね。ただ,ケータイで写真を撮ることが滅多に無いので,操作に慣れていないのも事実。いざという時の機動性を高めるためにも,ケータイ・カメラの操作を練習しておかなければ。

う~ん,しかし,最近話題がないな...。ちょっと手詰まり気味。


品ノ木取水ダムを発見! [日記]

品ノ木取水ダムの入口。道から少し引っ込んだところにあるので,休日なら短時間くらい車を停めても問題ないだろう。左のほうの金網沿いに,川へ出られる細い通り道がある。

週末の大涌谷行だが,久し振りに箱根へ行くとなったら,絶対に押さえておかなければいけないところがある。以前の記事でも触れたことのある,「品ノ木取水ダム」だ。場所が特定できていないので,それらしい辺りへ行って,現地で探すしかない。ただ,救いは「品ノ木」という名前。「品ノ木」という地名の地域はそう広くない。地名のとおりでない可能性もあるが,敢えて別の名前を付けるメリットもないだろう。早川にあることはわかっているので,星の王子さまミュージアムから箱根ガラスの森美術館辺りまでの周辺だろうと当たりがつく。Google Mapsで拡大して見てみると,月桂寺 箱根別院の裏辺りの川に,堰堤っぽいものが描かれているので,これだろうか。残念ながら,その横を通る道路にStreet Viewの画像がないので確認できないが,最初に調べてみるポイントだ。

乙女峠の方から来て,仙石原の交差点を右折し,星の王子さまミュージアムを通り過ぎて,温泉旅館みたけの横の道へ左折。道なりに300メートルほど行くと,左側の少し引っ込んだところに建物があり,その入口のところの看板に「品ノ木取水ダム」と書かれている! これだ。意外とあっさり見つかってよかった。

品ノ木取水ダムの堤体背面。予想通りとても小さいが,牧野取水ダムよりは立派な感じ。

とはいえ,宮ヶ瀬ダムなどのように,観光用に開放しているわけでもないため,中に入ることはできない。建物の向こうに川があって,そこにダムがあるようなのだが,よく見えない。どこかに川へ出る道は...と思ったら,建物を取り囲む金網と,すぐ横の小山になっているところの間に,人ひとり通れるくらいのスペースがあったので,枯れ枝や枯葉をザクザク踏みながら入ってみた。4~5m行くと,川横へ出て,右手方向にはようやく品ノ木取水ダムの堤体が姿を現した。

小さいのは分かっていたが,やっぱり小さい。神奈川県企業庁の資料によれば,堤高わずか3.2メートル。小さいと思った,牧野取水ダムより小さい。これじゃ,「ダムじゃなくて堰堤」と言われても,仕方ないかも知れない。でも,個人的には,こちらの方がダムに近い印象を受けた。まぁ,余程マニアックなダム好きでもない限り,これを見て喜ぶ人はいないだろうけど。

品ノ木取水ダムへのルート
大きな地図で見る

実際,私でも感動して見入るほどのダムではないので,数枚写真を撮って終了。ただ,ダム正面(ダム湖側)からの写真が撮れなかったのが残念。下流方向から見た時に,ダムの向こう側へ少し行ったところに,川(ダム湖)を渡る橋のようなものが見えた。あそこに行ければ,反対側からも写真が撮れるのだけど,そこに行く道がどうにも見つからないので,断念した。後から地図をよく見てみると,箱根ハイランドホテルの中にずんずん入っていけばよかったのかも知れない。まぁ,それはまたいずれ,機会があればということで。

そんな訳で,神奈川県で未訪問だった残り2つのダムの内,1つをクリア。看板もまだ「ダム」のままだったしね。残すは大又沢ダム1つ。段々陽気も良くなって来ているので,4月になってからでも,林道ハイキングがてら訪れてみようと思っている。


黒玉子と富士山三昧 [日記]

大涌谷。強風で,ガスが吹き飛ばされてしまうせいか,いつもほど硫黄臭くなかった。

何故だか,時々無性に食べたくなる,大涌谷の黒玉子。突如思い立って,昨年5月以来の大涌谷へ。今回は車。

朝からなかなかの好天だったのだが,東名を下る道すがらの富士山は,雲がかかって裾の方しか見えない。ただ,足柄SAに付く頃にはだいぶ晴れて,頭の方が少し隠れているくらい。でも,やっぱり頂上が観たいところ。上空は風が強いみたいで,雲の流れは速い。ふとしたタイミングで,頂上が姿を見せるときもあるのだが,写真に収めるのがなかなか難しい。

大涌谷から望む富士山。ここからこんなに綺麗に富士山が見えるなんて,初めて気が付いた。

御殿場ICで降りて,仙谷原方面へ。乙女峠を通って行く途中でも富士山がよく見える。やっぱり富士山はいいなあ...と思うところが,やはり日本人なんだろう。芦ノ湖畔から少し登ったところの交差点を左折して,大涌谷への道を登っていくと,ロープウェイの姥子駅を過ぎた辺りまで渋滞中。ここは駐車場待ち渋滞があるんだということを,今更ながら思い出した。とはいえ,引き返すわけにもいかないので,待つこと約1時間。ようやく駐車場に入ることが出来た。

大涌谷はものすごい強風。風が止まれば暖かいのだけど,寒いし,持ってるものも吹き飛ばされそう。しかし,ここでもまた,富士山が絶景! 大涌谷って,何度も来たことあるのに,富士山を見た記憶がなかった。あるいは,いつも雲がかかってて見えなかったのだろうか。大涌谷の景色もいいけど,ついつい富士山に見入ってしまう。

黒玉子は,下の売店ではなくて,温泉で茹でてる横の売店まで行って食べるのがポリシー。ここで食べるのが美味いのだ。5個1袋なので,とても食べきれないが,家に持って買えると普通の茹で玉子みたいになっちゃうんだよね。とても不思議。1つ食べると7年寿命が延びるそうだが,それでいくと,もう累計100年以上延びていそうだ。

これは芦ノ湖スカイラインの途中にある,三国峠からの富士山。宝永山(?)辺りをズーム・アップしてみた。

黒玉子と景色を堪能した後,まだ時間が早いので,芦ノ湖周回ドライブをすることにした。大涌谷の麓まで戻って,元箱根方面へ向かい,箱根峠から芦ノ湖スカイラインへ。芦ノ湖スカイラインを通るのは初めてだったのだけど,これまた富士山の眺めが素晴らしい。ここからだと,裾野の方までよく見える。道の所々に車を駐めるスペースが用意されているので,ついつい降りては富士山を撮ってしまう。太陽が西に傾きつつあって,空が白っぽくなっちゃったのがちょっと残念だったけど。中腹辺り,大きくえぐられたように見えるところは,宝永山なんだろうか。

そんな訳で,大涌谷黒玉子ツアーというよりは,富士山鑑賞ツアーになってしまったが,予想以上に楽しめた。天気がよくて,ホントにラッキー。


大門ダム [日記]

大門ダムの背面。距離が取れないので,下の方が少し欠けてしまった。

元々,突如思い立って出掛けた小淵沢だったので,ほとんど行き当たりばったりの旅。清里まで来たものの,次はどうしようかと考えていた時に,ふと車のCMを思い出した。トヨタのVOXY 煌Ⅱという車のCMで,反町隆史が子役の男の子とダムに行くストーリー。ダム好きとしては,あれがどこのダムか気になる訳で,当然調べてあったのだが,確かこの近辺だったはず。

改めて調べてみると,まさに清里の鼻の先。須玉ICへ向かう国道141号線の途中にある。これは是非行ってみないといけない。

目的のダムは,「大門ダム」という山梨県北杜市にあるダム。堤高は65.5メートルと,そこそこ大きい,重力式コンクリートダムだ。

清泉寮を出て南方向へ下り,清里駅のところで国道141号線へ出る。そこから須玉IC方面へ,ほぼ直線の道を道なりに行くと,道が急に右へカーブするのが見える。その曲がりはじめのところに,「大門ダム」と書かれた標識があって,左の脇道へ入る。ここから先はちょっと細くて,崖っぷちの道をくねくね降りていく。ガードレールがないところもあるので,ちょっと慎重に運転。少し行くと,木の影から湖が見えてくる。更に行くと,道は急に綺麗になって,建物も現れた。多分ダムの管理事務所だろう。そして,そのすぐ先に大門ダムが見えてきた。ダムの右岸にちょっとしたスペースがあって,そこに車を駐めることができる。

なかなか立派なダムである。「男旅」というタイトルのCMに使われただけあって,男性っぽいようにも思える。天端は道路になっていて,自由に通行可能。この途中に反町たちは立っていたのだろう。ダム湖は「清里湖」というらしい。奥の方まで広がった,結構大きな湖だ。西浦ダムと違って,水も綺麗 ^^; 右岸側からだと堤体がよく見えないので,左岸へわたって撮影。ふと見上げると,右岸方向の遠くに八ヶ岳が見える。これはまた美しい景色だ。ひと気も少なく,のんびり静かに自然を満喫できるスポットである。

こちらは,清里湖側から見た正面。湖面には鴨が群れを作って,気持ちよさそうに泳いでいた。のどか...。

因みに,CMでは,ラスト近くで右岸側の湖岸の道路を走っているが,天端の横で封鎖されていて,一般車は通行できない。また,真ん中辺りで,下からダムを見上げるシーンがあるが,あそこも敷地内なので,一般車は入れないはず。天端からダム下まで行けるエレベーターなどはない。ただ,ダムの施設の見学会などを催しているようなので,そういうのに申し込めば,見られるのかも知れない(未確認)。

実はこの大門ダムも,ダム・カードを発行している。土日はダメだろうかと調べたら,土日もOK。もっともこの日は月曜だったけれども。配布場所はさっきの管理事務所。天端横から上方の管理事務所へ向かう長い階段があって,そこを登らなきゃいけないのかと思ったら,そこは鍵がかかってて関係者以外は通れなくなっていた。よかった。来た道を車で少し戻って,恐る恐る管理事務所の敷地内に入り,車を駐める。建物の入口前まで行くと,ダム・カードを希望する人はインターホンで連絡をするように書いてある。ダム・カードが欲しい旨伝えると,事務所の2階にあるらしい部屋からわざわざ降りて持ってきてくれた。仕事の最中に申し訳ないことである。それでも山梨県初のダム・カードをゲット!

事務所の前に,さっきの階段の降り口が来ていて,そこまで行くとダムと湖が眼下に望める。CMにもそんなシーンがあったから,ここから撮影したものなのだろう。

来る時に下ってきた細い道をもう一度引き返すのも嫌だったので,天端右岸から下の方へ続く道を降りていくことにした。先で141号線に合流しているはず。こちらも広くはないが,だいぶ通りやすいし,距離も短い。細い道が嫌いな人は,こっちから来たほうがいいかも知れない。

このあとまた別のところへ行こうかとも思ったが,時間的に見て,近場にはあまり目ぼしいところもなく,たまには日のあるうちに帰ろうと,そのまま帰路についた。中央高速のSAやPA辺りから,南アルプスの山が綺麗に見えないかと期待していたのだが,そっち方面はちょっと雲が出てしまい,霞もかかってしまって,残念だった。こちらはまたいずれ。

最後に,須玉ICまで2kmちょっとのところで撮影した,八ヶ岳の写真をどうぞ。


一夜明けて八ヶ岳は快晴 [日記]

小海線の乙女駅。ホームは片側にしかない。無人駅で,上を通る跨線橋からの階段を降りると,そのままホームになっている。この時間帯の下り電車は1時間に1本。ちょっとラッキー?

昨日の続き。

西浦ダムを見た後は,小海線・乙女駅の周辺を散策。相変わらずの雲と霧で,周囲に広がっているはずの,美しい山岳風景は望めずに残念。またいずれ天気のよい日に来ることにして,この日は諦め,宿泊地の小淵沢へ向かった。

小淵沢も曇天だったが,翌日の予報は晴れ。夜には雲も晴れて星も見られたので,期待はしていたのだが,翌朝は見事に晴れ上がった。北には八ヶ岳,南には南アルプスの山々が,とても美しい。見られてよかった。これを何とか写真に収めたいと,撮影スポットを探したのだが,なかなかよい場所が見つからない。電線が入ってしまったり,木が邪魔になってしまったり。

八ヶ岳リゾート・アウトレットにて,店舗の屋根越しに見える南アルプス。真ん中のはおそらく駒ヶ岳。

この日,最初に訪れた「八ヶ岳リゾート・アウトレット」も,景色としては楽しめるのだが,写真を撮るには今ひとつ。それにしても,季節柄なのか分からないが,余りにも閑散としていてびっくり。これでやっていけるんだろうか。値段も,東京近郊のアウトレットに比べて,取り立てて安い訳でもないみたいだし。

アウトレットを早々に引き上げ,清里に向かうために,八ヶ岳高原ラインへ。いかにも風景のよさそうな名前の道路だが,ここも道の両側に隙間なく木が生えていて,その向こうに山々が見えるという状況。葉が落ちているので,目で見る分にはこれでもよいのだが,写真として残すには今ひとつ。ちょっとフラストレーションを感じながら車を走らせていると,木々が途切れて,右側に「まきば公園」が現れた。これはもしやと思ったら,やっぱり周囲の山々の景色が見事。特に八ヶ岳。ここで写真を撮りまくった。ただし,やっぱり南アルプス方面は,木が邪魔をしてダメ。

まきば公園にて,八ヶ岳を望む。右の白く雪を被った山は,主峰・赤岳(だと思う)。

まきば公園は,「まきば」というだけあって,シーズン中は広い敷地内の草原に,動物が放されていたりするらしいのだが,現在は冬期閉園中。それもあってか,訪れる人は少ないみたいだが,静かに風景を楽しむには却って好都合かもしれない。

山の景色をしばし満喫した後は,清里方面へ。ちょうどお昼時ということもあって,清泉寮でランチを取ることにした。本館のレストランは2階にあり,静かで落ち着いた雰囲気。窓から見える山々の風景も美しい。少し軽めにしようと思って,パスタのランチを選択したのだが,意外とボリュームがある。鶏肉と菜の花のトマト・ソースのスパゲティは,春らしくさっぱりした感じで,美味かった。サラダ・ビュッフェとスープ,デザート,食後のドリンク付き。

お腹も満たされ,コーヒーを飲みながら,窓の向こうの山をぼーっと眺めていると,時間の経つのを忘れてしまいそう...。


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